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鮎 あゆ ayu [いわゆる日記]

日曜の午後、スーパーで買いました。鮎。
懐かしいなあ、この魚。
父がこの魚釣る名人でした。小学校に入るかどうかの頃、父の車に載せられて出かけました。夏の日。何度も行きました。父は釣りに夢中。こっちはなれない川遊び。気がつくと父は何十匹とつってました。僕が泳ぎ疲れた頃も、父は鮎釣りに夢中でした。「もう上がろう」といっても聞き入れてくれることもなく。まだまだ父につきあうしかなくって。
郡上の川、板取の川、みんな澄み切ってたなぁ、真夏なのに冷たかったけど。
でも、帰りの車の父の顔は楽しくって、泳ぎ疲れた坊主も一緒に笑うしかなかったなあ。簗で田楽やら、塩焼きやら食べさせられて誤魔化されてたのかも。その後は寝るしかないし。気がつくと我が家。
200506267.jpg

高校生になる頃、地元の川の堤防に行きました。
スイカのような香り。
どこかでかいだ香り。
ああ、そうか、これが鮎の香り。

今日も香りがしました。
鮎の、スイカの、あの川原の香り。
父と過ごしたあの日の香りも含めて、
ぜーんぶ懐かしい香り。

それらも含めておいしいのが鮎なんですね。
200506268.jpg

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コメント 3

M三郎

urayasu_papaさん。はじめまして。私も鮎釣りを始めたばかりなのですが、本当に時間の経つのを忘れ、夢中になってしまうのです!<BR>天然鮎の香り最高ですね!<BR><BR>TBさせていただいたのですが、失敗したようです^^;<BR>申し訳ございません。削除お願いします。
by M三郎 (2005-06-27 08:13) 

モリチャン

JEF仕様も抜群ですね。<BR>鮎には父上との思い出が凝縮してるんですねぇ。<BR>おいしかったでしょう。<BR><BR>我が家はまた餃子でした。<BR>家族揃って大満足でした。
by モリチャン (2005-06-27 09:43) 

urayasu_papa

普段は困ったじいさんで孫たち(うちの子)も振り回されてますが、ま、じいさんはそんなもんかも。父と子という関係は、父にならないとわからないこと多いんだなあと思って書いたのがこのエントリーです。最近、重松清さんの著作「流星ワゴン」とか読むこと多くって父と子というシチュエーションが気になります。
by urayasu_papa (2005-06-28 00:04) 

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