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東京マラソン ありがとうございました その4 [東京マラソン挑戦]

前のエントリーにも書きましたが、茅場町→水天宮→東日本橋→蔵前→浅草、距離にして24キロから28キロ付近。このへんが一番しんどい区間でした。周りはほとんど歩いています。沿道の皆さんの声援はひっきりなし、チョコやお饅頭、飲み物、はてはスープまでの私設エイドが沢山で、頑張れるはずの区間なんですが、足がいうこと聞きません。歩けば歩ける、でも走ろうとするとどうにも痛い、足があがらない。

それが人間不思議なもので・・・30キロを超えるとなんだか足が動き始めます。家族の前だから走れてた、はずが、じわじわ距離が伸ばせていきます。茅場町を過ぎてのエイドでは待望のバナナやアンパンも。(昨年の反省からバナナは大量にありました)二度目の中央通り、日本橋→銀座は足が動きました。そして歌舞伎座前へ。ここで偶然の出会い。沿道の応援の方の中に会社の先輩Nさんが。おおっ!「ありがとうございます!」

 そして築地→新富町で出合って黒砂糖(だったでしょうか)をいただけた沿道の方が巻かれてたのがJEFのニットマフラー。思わず「これJEFですよね?」そうでした。その方もJEFサポにサポートしたくってされてた感じで「はいっそうです」とお連れの方と喜んでいただけた様子でした。「ありがとう」の一言いえずに走り始めてしまいました。これで力をいただけましたよ。この場でお礼。

 こうやって偶然の出会い×2件で力をいただき、後半の難所、佃大橋にかかります。ここは道路の構造上、歩道がなくなる=声援なくなる、場所です。しかもダラーっとした上り坂。これはきついなあ、と思ったそのとき、空のほうで声援「がんばれー」、あれ、周囲のランナーみんな見上げます。左上空に見えたのはマンションのベランダから声援を送ってくれる親子の姿、よく見るとあと数軒。さすが東京。ランナー一同手を振って応えます。

 そうこうするうちに佃大橋も中ほどに、歩道が現れるとすぐに応援の方が見えてきます。ありがたいなあ。

この日はいったい何人のかたの がんばれー を聞いたんだろう。

日本は がんばれ の国なんですね。

こっちも何回 ありがとう と言ったのか。

たぶん今まで生きてきた日々の中でいちばんその言葉を言った日ですよ。

 佃大橋を渡り終えようとするとお台場の景色が見えてきます。観覧車、デックス。この景色も2000年からの数年、仕事帰りの深夜のタクシーの窓から何度も見た景色です。

ゴールは近いぞ。このエントリー、感動の最終話へと続く。


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かつお

沿道の方の応援、ボランティアの人たちのあたたかい
ホスピタリティって勇気付けられますよね。
抽選に漏れたから、ランナーを応援するために沿道で
がんばるって言う人も多かったみたいですね。
いいなぁ、こういう一体感。
by かつお (2008-02-23 17:28) 

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