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国立歴史民俗博物館 @佐倉市へお出かけ [いわゆる日記]

次男君のお勉強、歴史が大変、ということで大森貝塚に行ってきましたのは一昨日。そのときの記事にも書きましたがどうにも実感がわかない→ならば本物(や、複製)を見るしかないでしょう→とはいえ全国を見てまわる時間もお金もない→博物館があるんじゃない?→おおっあるぞ、あるぞ。

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その名も「国立歴史民俗博物館」 国立ですよ!こないだの大森貝塚のときは品川区歴史館でしたから一気に2階級特進です。千葉県は佐倉市にある、広大な博物館。我が家からは東関東道で40分とちょっとの距離。次男君と2人で出かけてきました。

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縄文土器は品川歴史館でも見ましたが、さすが国立、これだけそろって壮観です。教科書に出てた火焔型のももちろんあります。

 

 

 

 

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土偶ももちろん各種取り揃えてあります。このほかにも環濠集落の模型、一部実物大の高床式倉庫(ねずみ返しがなんたるかよく理解できました)など続々と展示されております。

私、高校時代、先生のお話がどうにも眠くて日本史を勉強することギブアップしましたが長男君、次男君の勉強につきあって人生3度目とか4度目の勉強になるとさすがに面白くなってきたとこです。そこでこうやって本物の資料を眼にすると歴史マニアになってしまうかもしれません。

何故かというと、最近のビジュアルな資料や面白い解説本で、歴史がこういう理由でこうなった、がよくわかってきたから、だったり、当時のことに共感できたりするようになったから。

 

rekihaku5.jpg一例をあげれば、これ。銅鐸。

写真はかつての歴史の勉強のときにもありましたが、一体何に使うのか?でした。

 

 

 

 

 

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今日、わかったのはこういうことでした。弥生時代、稲作の収穫のお祝いの祭りでカランカランと打ち鳴らし大騒ぎをした道具だった。できたての銅鐸は銅の輝きもまぶしく、いい音で鳴るのです。実際に鳴らせる展示品がありました。そしてこの絵。仮面をしたお姉さんが打ち鳴らす様子、その手前でいい表情で躍るお兄さん方。収穫の喜びというのはとても素晴らしいものだったんでしょうなあ。そういうお祭りの道具だったから銅鐸をより立派なものにするのを競ったりする・・・なるほど。

 

 

rekihaku7.jpgこれもそうした例、古墳ができた当時の様子(左)と現在の様子(右)の模型。左を見ると豪族の墓、というのがよくわかります。

こうやって縄文、弥生、古墳・・・と平安時代くらいまでを熱心に見学させてもらいました。その後も凄い展示が続いておりましたがこの辺で疲れました。次男君も戦国、江戸などまだ習ってませんのでそのあたりは駆け足で見学、また来ましょう。

 

 

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最後の最後は昭和の街並み。民俗博物館でもあるのでこうした展示も。ただ、どちらかというとこのあたりは江戸東京博物館のほうがすごいかも。

でも前半の展示は圧巻。さすがに国立、とてもタメになりました。これで大人420円、小中学生無料。駐車場も無料。ありがとうございました。


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