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DIMEの付録 雑誌ってどんなビジネスだったっけ? [マーケティング]

12/21(火)通勤のKIOSKで最近はめっきり雑誌買わなくなったなあと思いながら眺めた棚にこちらが。雑誌DIME。創刊の頃からよく読んでました。MONO MAGAZINEくらいしかデジタルグッズの雑誌がなかった80年代後半(調べてみたら86年5月創刊だから、同期だな、おい。)に登場したこの雑誌。最近はデジタルメディアに速報性や情報量でやられつつあるようです。実際自分も新製品情報はネットで仕入れることがほとんど。そういう中で繰り出してきたのが付録。宝島社が当てたこの路線、2001年の景表法の雑誌に関する付録規定が改訂されサイズの制限がなくなったことから始まったらしい。いちおう現在もコストは販売価格の20%または200円の小さいほうとう規定はあるので素敵なバッグも原価は200円以下らしいけど。



DIME.jpg
でもって今回のDIMEですが、これがついてきました。左側の黒い箱がなんとアクティブスピーカー。アンプ内蔵です。さすがに電池は別です。それともう一点。すでに交換してしまいましたがマックのコーヒー(笑) 120円のSサイズ一杯のクーポンがついてました。これコストはどうなんでしょうね。スピーカー+コーヒーで200円? まあマックは無料で配ってる機会も多いからなんともグレーですね。今回のDIMEは580円で販売。買う側としては580円-コーヒー120円-スピーカー○○○円という計算で普段の価格400円弱との差額を判断したわけです。

おまけのおまけ話>ちなみにこのスピーカー、会社で電池入れて試そうと思ったらブーって音が盛大に。どうやら不良品。コールセンターに電話して良品を送ってもらうことになりました。(こっちのコストがすごいだろうな)




DIME5.jpgDIME4.jpg
こういうことを体験してみると雑誌のビジネスってなんだろなと思います。私のスマホには電子雑誌のビューンとか日本でも始まったZinioとかがインストールされています。


紙の雑誌の手軽さは確かに一理あります。電源要らずとか、パラパラっと一覧性に優れるとか。でも、鞄に二三冊入ると結構な重量ですよね。内容も保存したいと思えるのはほんの数箇所あるかないかですぐゴミとして捨てるわけです。(昔はずいぶん保存してました)










DIME3.jpg
今回買ったDIMEは皮肉なことにというか編集者の意地があったのかすばらしい内容でしたので保存したくなりましたが、通常は電子版でパッと読めば事足りるようになったのかもしれません。(すべてのジャンルとはいいませんが、少なくともDIMEが中心的に扱うガジェットやサラリーマンのマル得情報とかはライターやレビュアーが紙よりもネットに重心を移してると思います)


こうなると紙の雑誌は広告や付録を運ぶ媒体=ビークルとしての意味なのでしょうか。発売日に書店で雑誌を手にしてにんまりなんて光景はいつまで続くのでしょうか。


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