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マーケティング入門書 『脱 片想いマーケティング』 [マーケティング入門書]

今の職場に移ってもうすぐ二年。ここは実務中心でやってきた会社。環境が変わらなければそのまま続けていれば良かったのだが昨今の大きな変化の波に巻き込まれている社の環境。新しいチャレンジをして行かねばならなくなった。そんな時に必要なのがマーケティング的思考。「誰に 何を どのように」から自分たちの価値を考えていくのがスタートなんです。我々ができる事からではなく、マーケットが何を欲しているか、もう少し言えばお客さんが何を欲しているか、目に見えるものからお客さん自身がうまく表現できてないものまで、考えるプロセスが大事なんだけど、そういう事を考える機会自体がなかったメンバーがほとんど。自分で勉強しようとはしてるけどなかなかいい入門書に巡り合えないみたい。なので何冊かとっつきやすいものから紹介。備忘録みたいなものと思って読み飛ばしてください。

image571373554.jpgさて、第一回はこちら。
『脱 片想いマーケティング』服部隆幸
マーケティングって言うとすぐ需給曲線だの4Pだのキャッシュカウだのの手段、ツールの話になってしまうんだがこの本は大分のハンコ屋さんの店員さん達がお客さんとの新たな関係作りに取り組む話。

ツール論で言えばCRMってことなんだけど、そういう事よりお客さんと向き合うこと、自分達の仕事ってお客さんの何に役立つ?という事を真っ直ぐ考えることの大切さを教えてくれます。理論書や事例紹介本ではなく小説風なのもとっつきやすいと思います。

 

ハンコ屋さんなんて一生に一回とかのつきあいだよな、関係作りっていうけどそもそも継続的につきあうなんて無理じゃないの?とここまで読みながら思ったなら、もう引き込まれています。さあ、いかがでしょうか。

この話、実話に基づいています。気になる方はyoutubeでモデルとなったお店の名前「キューイン」と検索してみてください。イキイキ楽しく働く女性店長さんがたくさん登場します。お仕事のビデオなはずなのにみんな楽しそうです。(その割にこのお店のホームページはもう一歩だったなあ、どうして?)

こういう業種だってできる。お客さんの役にたって喜んでもらえるなんて素敵、と思えたあなたはもうマーケティングマン・ウーマン。もっといろんなケースを知りたくなったはず、これからいろいろ紹介していきますのでお楽しみに。 (シリーズ物がサッカーと日記以外続けられてないのでちゃんと続けていけるか少々不安ではありますが・・・)


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