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岐阜へようこそ JEFサポのための観戦ガイド2011年版 [Football]

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今週末はJEFはFC岐阜と対戦。JEFサポの皆さんも彼の地に赴かれる方もいるかと思います。去年の雪辱をしないといけませんからね。
そんなJEFサポさんのために、昨年書いた内容をもとに2011年版(時刻表見直し&開催地を長良川球技メドウから長良川競技場)にリフレッシュしました。(一回行けば十分だから来年は関係ない記事にしましょう)








岐阜は私の出身地、実家の両親も健在なので年に数回は帰っております。市内はこの規模の街のご他聞にもれず寂れちゃってます。周辺部に巨大なショッピングモールがニョキニョキできてますけどね(笑)
ということで来年はカテゴリーが違い戦えないはず(きっとそうなるはず)の極私的ダービー(本籍地VS現住所ダービーか)私も駆けつけますが、JEFサポの皆さんのお役に立てればと思いいろいろ調べてみました。
<まずは基本=岐阜市とは何か>
詳細はWikipediaを読んでもらうといいのですが、 
かいつまんで言うと、戦国時代に織田信長が築いた城下町である。これだけ覚えておけばまず大丈夫です。JR岐阜駅前には金ぴかの信長像がつい最近出来ちゃったりする街です。話題に困ったら信長を誉めておけば市民は喜んでくれるでしょう。名古屋の影響を強く受けている土地ですので野球は中日ドラゴンズ。とはいえ、意外に巨人ファンも多いので野球の話題は微妙です。あと、暑いです。史上最高気温は39.8℃だそうで。
<千葉からの行き方>
新幹線、高速バス、自家用車等が利用可能。空路はありません(成田→中部国際は国際線)高速バスなら3,000円台からありますね。新幹線なら名古屋駅から乗り換えがオススメ。岐阜と名がつくからって岐阜羽島駅はオススメしません。(新幹線は1時間に2本しか停車しませんし岐阜市内までのアクセスもこれまた名古屋鉄道線が直通1時間に2本)
名古屋からはJR東海道本線で約20分です。ほぼ5~10分おきに出ています。名古屋→岐阜は上野から浦和、大宮辺りに行く感覚が近いかも。
日帰り観戦は可能か?(今回は18:00キックオフなのでじゅうぶんに可能だと思います)
千葉駅まで帰ってくる最終電車は21:36岐阜駅発、22:10名古屋発ののぞみ66号で23:53品川発の総武線千葉行きに接続します。千葉駅着0:43 名古屋鉄道で名鉄岐阜へという手段もあります。テツな方はこちらも。JRと名鉄の岐阜駅は若干離れています。直接の乗り換えは不可。徒歩3分程度かかります。

<試合会場へのアクセス>
さてJR岐阜駅から試合会場である「長良川競技場」へはバス、またはタクシーという交通手段になります。(歩けるか?ですが、5.1キロです。市原臨海競技場から五井駅が2.5キロでしたから健脚自慢な方にのみおすすめ)
1)バス
行きはJR岐阜駅または名岐阜駅から路線バスを利用所要20分、運賃200円 (バス停位置、路線名はこちら) 日帰りを考えている人にとっては気になる帰りのバスですが、試合後臨時バスが出るとの案内がFC岐阜公式HPに掲載されています(8/9現在)
長良川競技場の最寄バス停は「岐阜メモリアルセンター正門前」「岐阜メモリアルセンター北」です。
「岐阜メモリアルセンター北」のほうが臨時と路線バスの両方が利用でき便利です。
路線バスは2系統あります、片方は市内ループ線という循環バスなのでどちら回りに乗ってもJR岐阜駅へいけます。もう一系統は名鉄岐阜駅行きなので終点からJR岐阜駅まで3分程度歩きます。
【臨時バス】
岐阜メモリアルセンター正門前及び岐阜メモリアルセンター北 発 20:05 20:10 20:15
【路線バス】
岐阜メモリアルセンター正面前 発 20:00 20:40
岐阜メモリアルセンター北 発 (右回り) 20:06,20:24,20:44 (左回り) 20:08,20:28,20:48
8/7のFC東京戦では帰りの臨時バスが混乱した模様です。バスに乗り遅れ、乗れなかった→でも21時すぎにはJRor名鉄岐阜駅までたどりつきたい人は、バス路線多いバス停まで歩く+路線バスがおすすめ。徒歩10分くらいのところ長良川にかかる長良橋たもとのバス停「鵜飼屋」がかなりの数の路線があります。5~10分も待てば駅前行きのバスがきます。
経路はこんな感じ↓ ちょっと寂しい道だったりもしますががんばって歩きましょう。
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2)タクシー
iphoneアプリ「タクっちゃう」によればJR岐阜駅~長良川競技場は5.1キロ 1,960円だそうです。日曜の20時過ぎにメドウ近辺で流しの車でつかまるかは?ですが、「日の丸タクシー」「岐阜名鉄タクシー」「日本タクシー」等で検索、配車をお願いすればいいかと思います。
※スタジアムのすぐ裏手に岐阜 都ホテルがあります。ここならタクシーすぐ手配できると思います。

<スタジアム「長良川競技場」>

いわゆる国体用陸スタ。来年が国体開催かな。そのため昨年は改修工事で長良川球技メドウという小さなスタを使用していました。これで千葉はどちらも経験するので岐阜は卒業しましょう。場内に屋台村あり。500ミリリットルまでのペットボトルも持ち込み可。スタジアム内での販売は不明です。(150円というのは未確認情報でした)バスを降りてから近隣にコンビニはありません。(相当歩きます)
バスに乗るJR岐阜駅前の歩行者デッキの先にコンビニあり。ここで仕入れておきましょう。
スタジアムグルメは美味そうですよ。ここが詳しい!(写真つき、メニューあり)

<ビジターサポーター観戦ルール>
FC岐阜の公式サイトにありますが、ちょっとわかりにくいかも。こちらから(PDF)
開門はキックオフ2時間前。

<岐阜名所>
JR岐阜駅と岐阜市のシンボル金華山(きんかざん)、長良川河畔あたりが中心市街地です。その間ならタクシーで走り回っても1500~2000円くらいでしょうか。地図はこちら

高速バスは岐阜駅周辺に到着します。ホテルはビジネス系ホテルが岐阜駅周辺、観光系ホテルが長良川河畔にあります。
名所としては金華山、その頂上にそびえる岐阜城、その麓にある岐阜公園と鵜飼で有名な清流長良川といったあたりです。ぐるっとまわっても3時間程度で見てまわれます。一昨年夏、このコース行って来ました。その様子は拙ブログにて 
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岐阜城は信長が築城した城、消失してしまって今の城は復元されたものです。しかしながら天守閣からは信長も見たであろう濃尾平野の壮大な景色が一望できますので一見の価値はあると思いますよ。ロープウエーを降りてからの山道(徒歩8分)が意外にきついのでそのつもりで。岐阜公園は信長の居城跡だったり、自由民権運動で板垣退助が刺され『板垣死すとも自由は死せず』と言った場所。銅像あり。まあ、それくらいと歴史資料館や昆虫博物館があるところ。長良川はダムのない清流でした。子供のころ、海水浴場ならぬ川水浴場があったくらいです。河口に堰ができましたが今も水はキレイです。






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岐阜公園と長良川球技メドウの間にあるのが古い街並みの川原町。ここ数年で整備されていい感じになりました。散策しつつ古民家のカフェでひと休みも。川沿いに出ると長良川温泉。日帰り入浴可能なホテルも。鵜飼船の乗船場所でもあり風情あります。この辺りを、ゆっくり散策というのが観光おすすめコースでしょうか。
岐阜市の観光案内( 岐阜城 岐阜公園 川原町 )






※先週試合のあったFC東京サポさんの間では温泉旅館「十八楼」さんが評判よかったようですが今週末はずばりお盆期間ですので当日の確認を。

<グルメ>
名古屋の影響が強い土地柄です。八丁味噌文化圏。味噌カツ、どて煮(赤味噌こってりのもつ煮)、味噌おでん等が美味しいです。長良川やその支流の川には鮎やマスなど川魚が豊富です。鯉やなまず料理なんてのも。

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味噌カツならここがおすすめ。「とんかつたちばな」さん。メドウからぎりぎり歩けるかという距離。

岐阜らしいといえば鮎。スイカのような甘い香りがします。鵜飼で獲るのもこの魚。鮎料理はゆったり食べてる時間がないかもしれませんが、川原町の「泉屋」さんがいいかも。このお店もともとは佃煮とかのお店。鮎とのおつきあいは深いと思います。ちょっと奮発して天然の鮎もいいですね。お土産用の佃煮類もここで買えたと思います(うろ覚え)「泉屋」(お店のHP) 





このお店の近くには「川原町屋」というシャレたカフェもあります。シフォンケーキがおいしいとのこと。


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あとこの季節、猛暑の岐阜で絶対的におすすめなのがこちらのかき氷。「茶屋赤鰐」(ちゃやあかわに)行列します。30~40分は覚悟してください。でもふわふわの氷、私も思わず「人生最高傑作」とうなったかき氷です。










行った事ないけど評判のお店(今回行けたらいいなと思うお店)
その1)NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介された創作中華料理のお店「開化亭」(食べログ)。コースは15000円とかですがランチで坦坦麺800円なんてのあるそうです。
その2)餃子専門店「岐州(ぎしゅう)」(食べログ) 岐阜駅そばです。私が住んでた頃にはなかったぞぉ。安くてうまいと評判らしい。※残業ながら8/-2~15はお盆休みとのこと。

祝勝会!やるぞ、という方は市内玉宮町あたりに気の利いた居酒屋、おしゃれな飲み屋さんがそろっています。オヤジな私はホルモンの名店「水谷 本店」(食べログ) や「ニューナガズミ」(食べログ) へ行こうかと。

<お土産>
勝ち点3がいちばん!という方も多いでしょうねえ。昨年の雪辱果たせればそれでよしという方も多いでしょう。
でも、いちおう紹介しておくと先にあげた鮎の佃煮、甘露煮鮎菓子(鮎のかたちの和菓子、ギュウヒ入)、柿羊羹(その名の通り柿の羊羹)、このへんはJR岐阜駅構内でも買えると思います。

さあ、今週末こそアウエーで勝ち点3獲得しましょう!













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コメント 1

NO NAME

とてもよくまとまった紹介記事だと思いました。
同じ岐阜出身者としても、こうした紹介をきっかけにして岐阜を知っていただくことを嬉しく思います。

ただ岐阜グルメに関して名古屋の影響を受けていると論じてしまうのは、いささか事実誤認の部分が大きいと思ったので、そこについてのみ私の意見を述べさせて頂きたく思います。
豆味噌文化は、そもそも中京地区に古くから存在している地の文化で、その文化の震源地が名古屋にあったわけでもなく、当然名古屋から岐阜に伝わったわけでもありません。
八丁味噌や三河味噌などが豆味噌の代表的なブランドとして挙げられるとおり、古くは三河武士が戦の際に持ち寄ったともいわれています。
というのも、名古屋は清洲越しをきっかけに江戸時代になってようやく基盤が作られたという、愛知県の中でも比較的歴史の新しい町で、食文化や生活文化、方言などに関しては大坂京都といった上方や、美濃、三河、伊勢など周りから吸収する側にあったわけです。
岐阜もその例に漏れず、決して文化のルーツが名古屋にあるわけではありません、まずそこを誤解なさらないようにお願いいたします。
味噌カツも、平たく揚げた豚カツに味噌ダレをかけるスタイルの、いわゆる一般的に味噌カツと称されている料理の発祥は三重県の津にあり、それから元々豆味噌文化に親和性のあった中京地区全般に広く伝わったものであり、これも名古屋の影響というわけではありません。
岐阜出身者の悲しい性なのか、岐阜の地元文化について説明を求められると、その歴史を正しくかつ深く考えることなく、名古屋マスコミに洗脳された成れの果てとばかりに、ついつい名古屋の影響で云々と言ってしまいがちな面があるのは否めません。
今の岐阜文化の基盤となっているものは、食、生活、方言問わず、元から岐阜を含めた中京地区全般にあった文化に上方の影響が加わったものであるのにも関わらず、それがいつの間にか「どうせ名古屋の影響に決まっとる」と摩り替わってしまっているのを見ると、岐阜人として残念な気持ちにならざるを得ないところもあります。

味噌カツを含めた豆味噌文化も岐阜の食文化の一つであることは間違い有りません。
ただし、ステレオタイプに名古屋の影響だと思い込んでしまうのは間違っています。決してそんなことはありません。
もっと「岐阜」に自信を持って、名古屋に対する三重の位置づけに匹敵する独自性が岐阜にもあるということを、もっと誇りに思ってほしいという率直な思いをもって、私の岐阜グルメについての意見とさせていただきたく思います。

※ps
岐阜グルメの定番といえば、鮎だけじゃなく飛騨牛、枝豆、けいちゃんも外せないですね。
豆味噌料理メインなのはやはり愛知であって、岐阜県は愛知とは違って決して豆味噌メインってわけじゃないのも見逃せないポイントじゃないでしょうか。
文中にある味噌おでんにしても味噌で満たされた鍋の中で煮込むのは名古屋くらいで、岐阜ではポピュラーじゃありませんからね。
岐阜はダシで煮込んだおでん種に少量の味噌を付けて食べるのがメインですから。
by NO NAME (2011-08-13 11:06) 

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