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父を見送る その6(完結編) [いわゆる日記]

葬儀を終えてホッとした。周りの皆様から心労をねぎらっていただいたがやはり慣れない事の連続で心身ともに疲れてたようで体重は近年最少に(すぐ戻ったけど)
さて、父亡き後の手続き系。年金、銀行口座、電話、各種クレカ、、、もちろん父が代表者だった実家の決算とかも。特に面倒なのが銀行口座。財産がない我が実家でも相続手続をしないと凍結された口座から一円も出せんない。被相続人、父の戸籍謄本、相続者の戸籍謄本、印鑑証明、を揃えて用紙に実印。しかも相続人を特定するためか父の出生から死亡までの全ての戸籍謄本が必要だと。父の本籍地は実家のある岐阜市なのだが元々はお隣、愛知県の一宮市の出身。ここは素直に役所に聞いてみると、、、あれ、まだ父の死亡届けが反映されてないとのこと。まずはそれを待つことに。その間を利用して今回の葬儀でお経をあげていただいたお寺さんを訪れてみる。四十九日法要の日程も相談してこないといけないし。市役所からは徒歩15分程度。山頂の岐阜城を見つつ古い街並みを進むと長良川の堤防に。そのすぐ脇にお寺さん発見。浄土真宗大谷派のお寺さん。葬儀のお礼と四十九日の日程調整。初七日から七日ごとに法要があり、12月26日がその日ではあるがあまり年末になるのも列席いただく親戚の方にも申し訳ないのでその前の連休に。
市役所に戻り戸籍謄本を受け取る。父の死亡がしっかりと戸籍に記載されてます。まだあまり父が亡くなった実感がないが、こうやってひとつひとつの事柄で実感していくんだろう。さて、次にすべきは?RPGみたいに役所の方から次のアクションを指示される。一宮市役所へ出向くか郵送で請求しなさい。出向いてる時間はないので郵送を選択。しかし用語が難解。謄本、抄本、全部事項、除籍、改製原戸籍、今はネットで調べられるが素人にはハードル高い。さらに費用の支払いは定額小為替だって。いちいち郵便局で買わねばなりません。10日ほどして連絡ありもう一枚定額小為替が必要だと、、、結局二週間強かかって到着。ここでまたまた次のクエストが。父の父、つまり祖父が一宮市の前に同じく愛知県の名古屋市から転入してきているではないか。昭和13年というから父はまだ7才。子供がいる年齢ではないしもういいんじゃないの?と思うが養子縁組だのなんだの可能性はあるからこれも必要なんだろう。一宮市にしたのと同様の手続きを今度は名古屋市中区に対して行う。またまた10日くらい経って連絡が。父と私の間柄を証明する書類を追加提出せい、とのこと。そんな事どこにも書いてないよ。直系血族なら特に必要なものはないと何度読んでもそう読めるんですが?と担当の方とやりとり。そもそももう随分時間が経っててそろそろ四十九日の時提出しようというタイミングに間に合わない。結局、送ってくれることになったが遅くとも金曜日には受け取りたいと水曜日の夕方会話して速達で送られて来たのが土曜日。役所は使えないなあ。

12月21日(土)四十九日法要。その日の朝、浦安を出て岐阜へ。

富士山

新幹線の車窓から富士山が美しい姿を見せてくれた。

法要の会場は葬儀と同じところ。ここの田中さんにはほんとうにお世話になった。今回も会食の会場を手配いただいたがとても美味しくかつやさしい味わいで大満足。

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今回お経をあげていただいたのは住職の息子さん。実直そうなお方。真宗大谷派ということでお経とお経の間に休憩が挟まりちょっと驚き。人間まだまだ知らないことが多い。

会食を終えてお集まりいただいた皆様にご挨拶。次回、お集まりいただくのは一周忌ということに。(その前に百箇日法要がありますがこれは身内で自宅にてすませることにしました)

10月末の容態急変から、亡くなり、葬儀、法要とこの2ヶ月は慌ただしく過ぎていった。まだ残った母の事や、実家の今後などいろいろな課題はあるが姉二人と相談しながら進めていくしかない。まずはここまでで一区切りとさせてする。


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