A LONG VACATION 大瀧詠一さん [いわゆる日記]
昨年末、ネットのニュースで突然流れた「大瀧詠一さん急逝」の報。この名を聞いてまっさきに思い浮かぶのがこちらのアルバム。
81年3月発売のこのアルバム。とにかく聞きこみました。82年大学入学上京組の自分。その頃ラジカセやウォークマンや(友達の車の)カーステで聴くアルバムの中でもドが着くくらいの定番。
1. 君は天然色
2. Velvet Motel
3. カナリア諸島にて
4. Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語
5. 我が心のピンボール
6. 雨のウェンズデイ
7. スピーチ・バルーン
8. 恋するカレン
9. FUN×4
10. さらばシベリア鉄道
こうやって曲目リストを書くだけで各曲がスラスラと出てきますよね。
ちょうど年末に読んでた本で重松清の「鉄のライオン」という短編集があります。その中に「恋するカレン・みちのく純情編」という一編が。西日本から大学入学で上京した主人公と同じクラスの仙台から来た友人の話。いわゆる遠距離恋愛かと思いきや勝手な思い込み、はなかい失恋という話なんですが当時の時代感含めとーっても共感する話。
このアルバム、今でも時々聴くのですが今回、この訃報をきっかけにもう一度聴きかえしてみました。いやぁ、名盤ですよね。 Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語なんて歌詞はほとんどすべて日本語なんだけどリズムに乗っててスゴイ。個人的には Velvet MotelとかFUN×4(フォータイムスファン)がお気に入りです。
ここから達郎や佐野元春や杉真理なんてところに続いていくんですよね。「A面で恋をして」(大瀧詠一/杉真理/佐野元春)ももう一回聴いちゃいました。
さらにさらに松田聖子の私的No.1「風立ちぬ」も彼の作品でした。
今でもまったく古さを感じない彼の楽曲群を聴いてると、なんだか亡くなられたという実感はありませんが、すばらしい曲をありがとう。ご冥福をお祈りします。
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