映画「RUSH」 ハントとラウダ [いわゆる日記]
1976年富士スピードウェイで行われた日本初のF1レースを覚えておられる方はおいででしょうか。当時中学生だった自分。その前年くらいからF1の虜になってました。少年ジャンプの漫画「サーキットの狼」でスーパーカーを知り、その延長線上で当時TBS系列で時々中継されていたF1にも興味が。雑誌「AUTOSPORTS」の発売を心待ちにしていました。75年は名車312Tを仕上げたラウダ&フェラーリが圧勝。翌76年も開幕からラウダが6戦4勝で飛び出して勝負ありな雰囲気。判官びいきな少年は王者フェラーリに果敢に挑むマクラーレンのジェームス・ハントに声援を送っておりました。そして運命のニュルブルクリンク、最終戦のF1世界選手権インジャパン(日本GPはF2 のレースでした)へと。劇的な結末に熱狂しました。
そのハントとラウダの物語が映画化。
監督は「アポロ13」のロン・ハワード。予告編のリアルな映像にこれは見に行かねば、ということで公開すぐに行ってきました。
ご覧になってる方はやはり当時の事をご存じだろうなという年齢層(50代以上)。映画冒頭はF3のレースで二人が出会うところから。当時はガキンチョだったので単なるライバル関係にある二人としか理解できていませんでしたがトップを争う二人ならではの感情が丁寧に描かれていきます。
ラウダのチームメイト、クレイ・レガッツォーニもいい感じの配役です。他にはシェクターらしき人やヨッヘン・マスらしき人も。懐かしいなあ。
映画は後半、ニュルブルクリンクのラウダの事故シーンに。
(それにしてもフェラーリ312T2は美しいマシンですね)
死の淵からよみがろうとするラウダ。病室のTVにハントの優勝シーンが。そしてフェラーリの母国モンツァでの奇跡的な復帰。ここはぐっときちゃいました。
そしてラスト。当時を知る方には言うまでもないですし、これからご覧になる方もいるのでこれ以上は書きませんが、いい映画でした。
余談ですがF1インジャパンでの「たいれる」も再現されていました。エンドロールにはhasemi、takaharaの名前も。
おまけ
※当時のAUTO SPORTSが期間限定で全ページ見られます。
2014年2月7日(金)〜2月16日(日)の10日間
閲覧はPCのみ
http://as-web.jp/browse/sp_ebook0206/
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