死闘を制す 天皇杯3回戦@日立台 [いわゆる日記]
8/20(水)は天皇杯3回戦。日立台に乗り込んでレイソルと。
アウエー熊本戦から中二日。先発メンバーを8人入れ替え若手主体のチームに
---------森本--------
山中-----町田-----田中
-----田代 ナム-------
佐藤祥 大岩 キム 竹内
--------高木---------
こんな並びだったでしょうか。でも山中と佑昌が下がって6バックになるようなカタチが多い前半。相手から見たらどん引きに見えたでしょう。だってしょうがないじゃん。紅白戦はいざ知らずこのメンバーで公式戦なんて始めて。見てる方もどきどき。まずは手堅くなのはいいんじゃね。
でも左サイドの祥がしばらく見ない間に成長してて相手FWの工藤を封じ込める。もちろん一瞬の隙でゴールを決める工藤の事なんであわやのシーンまではあるが最後までやらせない。ボランチの田代。期待されていたボランチ。兵働と健太郎の壁は厚くなかなか出番に恵まれないが、十分にやれることはこの試合のボール奪取や珠捌きでわかった。ナムもすごい運動量。山中も古巣相手に質の高さを見せてくれた。借りパクは難しいか。それと町田也真人。シーズン当初はレギュラー獲得という状態だったのが出番を失う。当たられるところころと倒れていたのがこの試合では少々のことでは倒れない強さが身についていた。
こうして若手のチームがJ1のフルメンバー相手に守りつつ、試合になれてくると徐々にこちらにもチャンスが。そして後半78分に森本OUTでオナイウ阿道IN。やるじゃないか阿道。柏の一線級DFを相手に堂々と渡り合う。ボールは収まるしするするとゴール前のいいところへ入る得点感覚もいい。
90分で決着はつかず延長に。この日はキックオフ時点で29度とかの気温。ゴール裏は30度を超えていたろう。サポ一同汗みどろ。でもこういうゲーム、こういうメンバーのこのがんばりを後押ししたい気持ちはひとつだったろう。
そして延長後半。ついに歓喜の瞬間が。
山中が相手左サイドをするすると突破。マイナスの早いクロスを。ゴール前にいた阿道がきれいにゴールに。ネットがシュパーーーー GOAL!
よしっ!勝ち越した!俺たちのルーキーが決めたぜ。
しかし柏レイソルは3年連続タイトル獲得の勝者のメンタリティをもったチーム。怒濤の攻め開始。FKからのこぼれを蹴り込まれ同点。うーーん。
そしてPK戦。相手一番手大谷が外してくれたのにこちらの二番手也真人が外す。ここから両チーム決めまくる。ちょっと心が震えたのが祥。相手GK菅野が明らかに真ん中を読んでる仕草に対しズバーンと早いシュートを真ん中に。菅野動けず。肩口を突き抜けてゴール。いつの間にこんなメンタリティの選手になっていたんだ。GKもキック成功し2巡目へ。結局、柏13人めレアンドロが外し最後に也真人が決めてPK戦 12-11で勝利。2時間54分の死闘を制したのはジェフ。
MOMな活躍のGK高木駿。
いやあ、しびれる試合でした。いいもん見せてもらった。最後の最後までボールを追い続けゴールを狙い続いてつかみ取った勝利。控えのメンバーがこうならレギュラーと言われる選手達もうかうかしてられなくなるはず。ね、ケンペス君。
レイソルロードをいい気分で歩くのはいつ以来かなあ。レイソルは日立台では9戦負けなしだったそうだが土をつけることができた。ダービーを戦うチームがあることを思い出してくれたかな。
オマケ:この日は職場から直行した日立台。特急のジョイフルひたち、つうのに乗ると上野から20分なんですね。ちょっとした旅行気分が味わえておつなものでした。
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