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東京マラソン ボランティア体験記 [東京マラソン挑戦]

3/22(日)第3回の東京マラソンの日がやってきました。過去2年は緊張の中、早朝出発でしたが今回は7時半すぎに余裕で出発。緊張感はありません。おまけに夕方からのサッカー観戦のバッグももっての出発。

集合時間は8:30。今回のお仕事は水天宮・人形町ブロック、距離にして30キロ付近のアミノバリュー給水係。

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最寄の都営地下鉄・東日本橋駅を地上へ出ると約50メートルおきにボランティアの集団が続々集結しています。オレンジのパーカは同じアミノ組。水色はミネラルウォーター給水組です。

 

 

 

 

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わがチームは水天宮・人形町ブロックのアミノ4グループ。ここデイリーヤマザキ前にテーブル10台ぶんのスペースで給水を行います。チーム員は総勢20名。ビブスを来たリーダーを筆頭におじさん5名くらい、女性が同じく5名、それに都立N工業の高校生男女10名くらいのチーム。

 

 

 

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全員がそろうまでにも道路上で準備が進められていきます。トラックが横付けになったと思ったら中から台車が。 テーブル10台、アミノバリューの段ボール箱たくさん、ゴミ箱用のダンボール、ビニール袋、紙コップ、ペットボトルのキャップ抜き、ビニール手袋、軍手、竹箒、スコップ等これまでのノウハウがつまったグッズがおろされます。

 

 

 

 

 

 

 

東京マラソンボランティア5.jpgこの日給水するアミノバリューが30箱。1箱2リットル×6本入りですので180本で360リットルです。これがこの水天宮・人形町ブロックで14箇所ありますから・・・2520本、5040リットル!

昨年のニュースではバナナが6万本配られたそうですが、アミノバリューも相当な量が給水されるんですね。

 

 

 

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点呼をとった後は道路が交通規制される9時20分頃までは待機です。あたりをブラブラしてみたら・・・こんなところでもマラソンの準備が。そう、交通標識です。一方通行の標識に覆いをして進入禁止の札をわざわざ着けてまわってます。こりゃ大変です。そこまでしなくてもいいような気もしますが、どこでどうクレームがつくかわからないご時世ですからね。

 

 

 

 

 

東京マラソンボランティア7.jpgさて、9時20分すぎから準備開始。とはいえ、20人がかりでやればあっという間です。テーブルにカップを並べ、ひたすら注いで準備完了。ものの20分でしょうか。このころ車椅子の部の先頭ランナーが反対車線を駆け抜けて行きます。ここ30キロ付近は銀座・日本橋・人形町をすぎて浅草へ向かう25キロ付近の道路反対側。この辺きつかったんですよね。ランナーだった自分もそう言ってました。少しでも大きな声で励ましてあげたいですね。

 

 

 

東京マラソンボランティア9.jpg10時40分ごろ、マラソンの先頭ランナーが反対車線にやってきました。うひょーかっこいい!

でも、給水所の水やらアミノはとりません。彼らは自分専用のスペシャルドリンクを用意してるからです。さらに、このクラスの方には給水しようと沿道の人間が体に触れると失格になる恐れもあるそうですので我々ボランティアは傍観するのみ。ここから1時間くらい、つまり最終タイムが3時間台の人たちは列もまばらでペースも速い。我々のドリンクもほとんどの方は手をつけません。がんばれー!の声がけもあんまり効果ないような。

 

ところが12時近くなって、つまり4時間台中ごろのランナーになってからが大変。ラッシュです。カップに注ぐそばからなくなっていきます。この頃からカップの手渡しも可、になりました。そうなると疲れてるランナーさんたちは手を胸から腰の間くらいで差し出してくるのでそこにカップを渡しつつ「がんばれ!」「あと12キロ」「楽しんできてね」と声をかけます。後から思うともっともっと楽しんでおけばよかったと感じる区間でしたからランナーの方にもそれがわかってほしくて、今はつらいけどね。

そうそうわが部のランナー2人にもちゃんと出会えました。二人とも4時間台で見事ゴールしてました。であったときはすごいハイになってましたよ。あれがランナーズハイなのでしょうか。

さて、その後はもうてんやわんや。13時すぎ、つまりは5時間~6時間台のランナー集団になるともう疲労困憊、膝・足痛いようの苦悶の表情でぞろぞろ、あんたらゾンビかい。わがアミノ給水所も大繁盛どころか注ぎつつ渡しつつ、置いたそばから消えていくカップ。予定時間の30分前には終了してしまいました。そこからは路上で並んでランナーを応援。声がけ&ハイタッチ。ここは30キロの関門がありますし、この先の35キロの関門も時間制限がきつくなるところです。少しでも先へ行ってほしくて応援を。ランナーだった昨年の自分は、がんばれー という言葉に対し「この日はいったい何人のかたの がんばれー を聞いたんだろう。」と言ってましたが、今年は一番多く がんばれー と言った日でしょうね。

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14時ごろ、審判車が走って行ってレースは行き過ぎました。さあここからは撤収です。交通規制解除まで30分くらいしかありません。大急ぎで片付け、清掃に。

 

 

 

 

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カップの残骸。

 

 

 

 

 

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白バイがごみ収集車×2台、散水車をしたがえて各テーブル前にやってきます。テキパキてきぱきと仕事が進められていきます。ボランティアはゴミを清掃車前に運ぶくらいしかもう仕事はありません。

 

 

 

 

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白バイの勇姿をカメラに収めてみたり・・・・

 

 

 

 

 

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仕上げは散水車。そうだよなあ、アミノバリュー慌てて注いでこぼしまくったしこのままじゃべとべとの道路になってしまいますし。

14時30分、全業務終了。全員で挨拶をして解散。お疲れ様でした。

そうそう、お昼ゴハン食べる間もなかったのを今思い出しました。でも楽しい体験でした。集合時にはやんちゃでバラバラだった高校生達も結構まじめに働いたし、いっしょのメンバーそれぞれのランナーへの優しさも感じられていい時間でした。来年はまた走ってみたいけど、ボランティアもいいもんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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