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選挙 開票のしくみ 浦安市の場合。 [いわゆる日記]

kaihyo.jpg社会科見学みたいなタイトルですが、まさにその通りです。2010年7月11日投票日となった参議院選挙。即日開票です。我が家の息子君たち選挙の開票とか見たことがない、そりゃまそうか。かくいう私も小学生のころ、オヤジに連れられ近所の開票に一回だけ行ったことがあるくらい。いっちょ行ってみるかいとなり家族総出で地元浦安市の開票所となる総合体育館へ。

 

 

 

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ここが総合体育館。投票は20時で締め切られました。開票は21時開始。20時30分頃到着。

入り口で受付。まあ、隠しちゃいけないことですから見に行けば見られるものです。名前、住所を記入。特に身分証などのチェックはありません。入場無料(笑)

 

 

 

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メインアリーナ一面にテーブルが並べられています。ここに市役所の方とおぼしき職員の方々が多数。狭い市内とはいえ終了予定未定、たぶん未明なので女性の姿はちらほら、ほとんどが男性です。次男君のサッカーチームでおなじみK君のお父さんもいました。

 

 

 

 

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ニュースでおなじみの投票箱からドサーッと広げられる前にまずは運びこまれた投票箱自体のチェックです。鍵はあるか、箱自体がすりかえられてないか。この後の作業全般そうですが、悪意で、あるいは故意で間違いがあるという前提でチェックがされていきます。アメリカだって大統領選で怪しいことがあったりしてますからね。こういうことをきちんと、会場の人々が整然と動けるのが日本の良さだとも思いました。

 

 

 

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いよいよ21時。投票開始。一斉にテーブル(実は卓球台)に人が群がります。そうそうこれが開票らしい風景です。

ここで観覧車席を。我々のほかには二組くらい。同じような中学生くらいのお子さん連れ。同じ体育館内のジム帰りのご夫婦。それになぜかビデオカメラ&PCのお兄さん。それと、なにやら仕事らしき一団・・・

 

 

 

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双眼鏡で開票されていくテーブルをチェックする2人組。腕章にはNHKの文字。えっこんなとこまで来てるの。開票されて仕分けられていく束をチェック。このほかにももう一組いてそれを集計、さらに携帯で連絡をする人。千葉県選挙区の中では地理的にも票数的にも末端に位置するここにまで10名近い調査チームを派遣しているNHKおそるべし。

 

 

 

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開票に戻ります。手作業の開票を終えると自動読み取り機の出番。テレビで紹介されていた最新型ではなかったですが、相当な速さで票をさばいていきます。

 

 

 

 

 

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その後、もう一回くらいチェック行程を経て、ここがゴール。100枚くらいになった束をPCでスキャンして読み込んでいきます。集計作業がされていくわけです。

 

 

 

 

 

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集計を終えるとこうやって卓球台テーブルの上に候補者ごとに置かれていきます。この日は激戦。前日の菅総理の応援演説を受けていた民主党の道あゆみさんと自民の猪口さん、みんなの党の水野さんあたりがほとんど同じような票数です。総理の応援ももらい44歳弁護士一児の母というこのあたりでは共感を得そうな彼女も他地域では苦戦しそう。ここでどかんと勝っておかないといけないはず。

ということは道さん苦戦?やはりそうでした。落選。

 

 

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22時過ぎ、ようやく第一回目の開票速報がでました。ここらで見学は終了。

帰り際係の人に終了予想時間を聞いてみましたが比例区のほうは相当大変みたいで時間が読めないそうです。このまま3時半からのW杯決勝をパブリックビューイングしたいくらいですよね。でも明日は皆さん定時出社だそうで。ご苦労様です。

 

 

 

 

 


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