「Why型思考」が仕事を変える を読んで思う [いわゆる日記]
ちょっと前、「日本に電柱は何本ある?」で有名なフェルミ推定をはじめとする思考法を書いた「地頭力」の著者、細谷功さんの新刊。
紹介文によれば・・・「前例主義」「マニュアル人間」「ダラダラした会議」…仕事にはびこる思考停止のワナ。それらはすべて表面的な「What」にばかりとらわれ、「それはなぜか?」を突き詰めて考える「Why型思考」が欠けていることが原因だった。
うん、そうだよそうだよと感じて手に取りそのままレジへ。
最近多かったのこんなやりとり・・・
部下への指示→言ったことをそのまま、それだけやってくる。
それは一例で、本質的にはこれがこう解決すればよいので方法は君が工夫したり他の方法でいいんだ、いやむしろ私が指示した方法を超えてほしいのに・・・
なんでそうなんだろう? その疑問にすっきりと答えてくれた本であった。
表面に見えていることにWhatに対しての正解のみ答えようとする、答えるための教育の結果。なんでそれでいけないのですか?まで言われてしまう場面もあったなあ。
顧客対応でもそう、「お客様がこう言ってましたから」って。ほんとにお客さんがしてほしかったのはそういうことなの? なぜ?なぜ?を繰り返す、本質に迫る。こういう仕事をみんなでしたいなあ。そこらが整理されたいい本でした。
参考:職場の環境も周りの人々も大事だよなあ。
頑張る人が白い目で見られる職場のリスク 「顧客満足」を履き違えたタダ乗り社員の深刻