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失敗を許さない国 夢幻大さんのブログから [気になったものアレコレ]

最近よく読ませてもらっているブログに『夢幻∞大大のドリーミングメディア』というのがありまして様々な事象をいい視点で語ってくれています。

そこで気になったのがタイトルにある 『失敗を許さない国』 というエントリー。夏野剛さんと田原総一郎さんの対談等が引用されているが、その中にあった一節

日本の場合、経営者になる条件って私は4つあると思う。一つは30数年間失敗しないこと。~
だから彼らが考えるのは、まず失敗したくないということです。~
チャレンジすると失敗もある。その段階で、日本ではアウトですよ。~

これなんですよね。トップになろうかという人がこれだから、組織のほぼ全員がチャレンジしようとしない。いわれた事をやってればよい。無理にチャレンジしたら失敗のリスクを負うだけ。で、失敗したら周りから責められるだけだし、と当たり前に思っている。チャレンジしようと声かけようものなら迷惑そうな反応、なんてシーンに遭遇します。ふーっ

別のエントリーには『成功と失敗のセレンディピティとニワトリ会議』なんてのもあってこれも興味深い。
挑戦してうまくいかなかった場合に、批判されるような組織です。
 ホンダ(本田技研工業)創業者の本田宗一郎氏は、このような組織を「ニワトリ会議」をする組織として、将来の成長を止めてしまうものだと厳しく戒めました。
 ニワトリは、傷ついたニワトリがいると、それを寄ってたかって皆でつついていじめ、しまいには殺してしまうことさえある動物だそうです。本田宗一郎氏は、挑戦したがうまくいかず失敗に終わった人を、傷ついたニワトリになぞらえて、このような戒めをしたのです。~

今の日本社会ってこうなってしまったのかなあ。私のまわりにもこういう状況や、夢幻大さんのいう『コリコウな人々』が増えています。(というかそういう人が偉くなってる?) 『~「バカ者であり、夢を語る人が私の周りから一人また一人といなくなってます。つい先日もまた一人(彼は一勝九敗でよしとしチャレンジを続ける経営者のもとでまた夢を語ってくれると思いますが)。

日本はこのままではいかんなあ。かつては銀行の経営者だって「向こう傷を恐れるな」なんて言ってた社会がニワトリ会議であふれているなんてね。



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