映画 ALWAYS三丁目の夕日'64 を観た
先々週末のことになりますが見てきました。
1作め、2作めとも観ましたが今回は時代設定が1964年。そう私が生を受けた年です。東京オリンピックで東海道新幹線でという昭和史の中でもエポックメーキングな年ですよね。監督に出演の堤真一さん、薬師丸ひろ子さんも64年生まれだからって話ですが、そうでなくてもこの年しかないですよね。次回作があるなら万博の70年ですね。
この映画で観たいというか体験したかったのはこの当時の街の様子。64年生まれって言ったって当然当時の記憶はない。まあ生まれたのが岐阜市という片田舎の商店街なんで64年の東京→数年遅れて物心ついたころの岐阜であるよな気がします。とはいえオリンピックは終ってたしなあ。
生まれた街のその頃の映像ってこんなものなんですよね。なんか違うんです。
姿カタチはそうだけど、もっときらきら明るかったというか。
これはその頃じゃないんですが(40年代後半or50年代)だけど偶然実家が映ってましたので掲載。
映画観てわかりました。そこに生きる人々のきらきら輝くような生き方が集まってあの時代の熱気があったんだなあと。そういく空気を感じながら見た光景だったんですね。この映画の商店街はそういう空気に満ちていました。明日は今日よりも幸せな一日、みたいな台詞が似合います。
映画はとっても楽しかったです。初回作で集団就職でやってきた六ちゃんがお嫁に行くシーンでは送り出す鈴木オート(堤真一さんの役)のご主人の気持ちになってうるうるしました。そういえば実家の電気店にも何人かの従業員さんがいて幼稚園の送り迎えしてもらったりしたなあ。あのお姉さんもお嫁に行ったよなあなんてことも思い出されました。