Digifi付録のアンプを工作 その2 [気になったものアレコレ]
今回のアンプ工作、アンプそのものは基板にすべて組み付けられてるので半田付けとかなにもありません。そのままでもPCからUSBケーブルをつなぎ、スピーカーケーブルをつなぐだけで完成です。工作もなにもない。しかし、むき出しの基板ですからショートさせたりすることもあるわけでカバーなりケースなりが必要になってくるわけです。それにPC周りに置くことを考えると基板むきだしってのもマズい。
そこでネットで諸先輩方の事例を検索。そもそもDigiFiの出版元ステレオサウンドさんのファンページにも事例がたくさん紹介されていました。そんな中でもとある方の作例がかっこいい。作り方も書いておいてくれてますのでここは作者をリスペクトしてそのまま作ってみることに(なにせ金属加工ははじめてなもんで)
では工作開始。まずは基板を本体に固定するためのビス穴。直径3ミリの穴をドリルで4つ。これは楽勝です。本体取り付けの際には基板裏にピンが飛び出しているのでスペーサーを入れる必要があり。付属のスペーサーは高さ10ミリありこのままだとスピーカー端子部分が干渉してしまいます。近所のホームセンターでは5ミリのスペーサーは売ってなかたので5ミリ程度になるように適当にワッシャーとかを挿入。
お次は天板部分のコンデンサー上部が飛び出る穴。ここが今回のケースでは肝心な部分。ピタリと位置が合わないとカッコ悪くなってしまいますし20ミリ程度の大きな穴を開けるのってどうする?です。正解はリーマーという工具を使う、です。
アルミってはの柔らかい金属なんですね。そぎ取れるように穴が拡がっていきます。仕上げは金属ヤスリでバリとり。
そして背面の大きな開口部。スピーカー端子部分です。
ドリルでざざざっと穴あけして間をニッパーとかでぶち切る。で、ヤスリでゴシゴシ仕上げていく。結構キレイに仕上がるもんです。金属加工入門でしたがちょっと自信がつきました。(と言っても次の予定はないのですが)
あとはさくっと組み立てて完成!
音ですか?そりゃもうスゴイです。このスピーカーからこんな音出るの?という迫力。うちのミニコンポの100倍くらいいい音してます。
Digifi付録のアンプを工作 その1 [気になったものアレコレ]
最近の雑誌は本誌よりも付録が勝負!みたいなことになっています。書店の女性雑誌コーナーなんかの平積みはスゴイことになっています。男性誌でも若者向けファッション誌なんかは同じような傾向みたいですがオーディオ誌はそうじゃない、と思ったらスゴイ付録がついてるんです。
ステレオサウンドから出ているDigi Fi(デジファイ)という雑誌の7号にすごいアンプがついてます。これを知ったのはいつも読ませてもらってるソニ☆モバさんのサイトで。
アンプってどういうことよ?と往年の中途半端なオーディオファンは思うわけです。どういうことかというと・・・Orasonicというブランドをご存じでしょうか。東和電子さんという会社の卵形の白または黒色のスピーカー。USBでPCと接続、給電されその見かけからはちょっとびっくりな迫力のサウンドが出るあれです。そのアンプ部が今回の付録アンプの原型。
USBから出てくるデジタル信号をSuper Charged Drive System=SCDS回路で10W+10Wのハイパワーで出力!なんてあんま詳しいことはわからないながらも惹かれます。むき出しの基板でアンプは付録としてついてきますのでケースやらスピーカーを足していくとお金かかんじゃね?と思いましたが小型な基板なのでアルミ製ケースも500円程度、スピーカーもヤフオクで8㎝フルレンジのサラウンドセットの小分け品が500円。これなら一回飲みにいったと思えばおつりがくるくらい。ケースがアルミなのがちょっと工作ごごろをくすぐられますが初の金属加工なんでちょっと心配ではあります。
アルミケース TAKACHI(タカチ)製 YM-100 525円(税込) アキバだとラジオデパートとかで入手可能。Amazonでも買えます。
スピーカー ヤフオクで入手。
その2へ続く