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J1昇格ならず プレーオフ決勝

やられました・・・

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11/23(金・祝) いよいよ来ましたJ1昇格プレーオフ決勝戦。スタンドを黄色く染めたJEFサポ。J2、5位から勝ち上がったJEFと6位から勝ち上がった大分の対戦。

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試合はJEFが攻め続けるもゴールを決められず。残り5分で大分・林(あの林ですよ)に決められ0-1の敗戦。またしても昇格を逃しました。

うなだれる選手達。

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しかしここは考え方ひとつだと。そもそも5位なんでこれまでなら昇格なんてこと言える立場ではなかった。この2年のように残り何試合ってところでどこかのチームに地味に敗戦して昇格できず、ということになっていた。今年はあと5分しのげばというところからの転落。骨身に沁みて悔しいはず。ほんとの悔しさに向き合わないと人はチームは変われないと思う。

85分から弱いチーム。勝ちにいくのか守り切るのか意思統一できないチーム。外国人を活かせない監督。そこをどう変えるのか変えずに積み上げていくのか。ホントの意味での甘さを脱する時が来ました。

いずれせよここに来てはいかんのだよ。優勝・自動昇格せねば。

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ただ、これでJ1の残留争いが気になってきました。大宮、ガンバ、神戸はたまた新潟?


俺たちの誇りJEFユナイテッド プレーオフ準決勝 [Football]

♪俺たちの誇りJEFユナイテッド、何も恐れずに、ともに戦おう

PRIDEという名前のサポーターソング。たぶん2007年とかあたりから歌われてるハズ。ナビスコ連覇後の衰退期からの曲だという印象。劣勢になった展開や負けても下を向くな、なんて場面で歌われてきたと思ってる。奇跡の残留はあったにせよ、J2降格、勝負所で勝てない、ばたばたと焦るチーム。その歌詞のままにチームを思えたことはなかった。これまでは。。。。

しかし2012年の秋、この歌詞の通りのチームにJEFはなった。

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2012年11月18日(日) J1昇格プレーオフ準決勝@ニッパツ三ツ沢球技場。多くのJEFサポーターが決戦の地へ乗り込んだ。キックオフは14時。でも8時9時から三ツ沢入りしたサポーターのつぶやきがTwitterのTLに流れる。私も9時過ぎに自宅を出発。

横浜駅でこんなものに遭遇。クラブW杯の優勝トロフィー。JEFにだってこのトロフィーを手にする道は開かれている(来年だって天皇杯→ACL→CWCと行けば出れる?) いつかこのトロフィーを掲げたJEFを見たいね。マンチェスターのユナイテッドのサポーターははるか日本まで来て♪Champion! on the Planet!!・・・・この星で、地球で一番なんてオブラディの替え歌歌ってました。

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CWCへ行く前にここへ行かねばなりません。J1!試合前の寄せ書き。私も書いときました。国立へ行って笑おう!

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三ツ沢へ着いたのは10時半すぎ。すでにとってもたくさんのJEFサポの皆さんが。天気晴れ。絶好のサッカー日和です。両チームサポがふれあう日本のJリーグののどかな光景。

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しかし、決起大会が始まってJEFサポが気勢を上げてたら突然横浜FCサポが突入。JEFのコールリーダーが襲われました。すぐに収束しましたが、どうもこの公園内は集会や鳴り物禁止の場所。そこでの決起大会を止めようと運営にかけあったがというよな顛末らしく、まあ、これはJEFサポ、チームの運営、突入した横浜FCサポいずれもいけませんなあ。

余談ですが、この日チケットは完売したはず。三ツ沢は収容1万5千人のJ1規格を満たすスタジアムのはずですが、なぜか1万人ちょいの観衆。横浜側のバックスタンドには空席が目立つ。なんか釈然としない運営ぶりでした。

開門時間が過ぎ、待機列から場内へ案内されている間にJEFの選手バスが到着。スタの構造上、入場したサポにはバスが見えません。でも入場待ちのサポから自然発生的に拍手と千葉コールが。この時点でちょっとうるうるしてきましたぜ。

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場内は黄色。黄色。入りは五分五分か、それ以上。ゴール裏はもちろん。

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バックスタンドも

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メインスタンドも

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そしてこれら黄色いスタンドのほとんどが試合中ずーっと立って声援を送り続けたのもこれまで経験がありません。J2での3年、いやその前の苦難の3年も加えてサポーターも本物になってきたんじゃないか、と。少々の事には動じないぜ。勝たせるぜ、俺たちが。

でも試合に関してはドキドキもん。

しかし、しかし、選手達が落ちついて、でもアツく闘います。ボールへ寄せ、フィジカルコンタクトでも負けない。慌てない。

先制しても慌てる、パスは回れどシュートが打てない、ロスタイムに決められる、そんなチームだったのに。今は違う。

チャンスを逃しても何度もチャレンジ。

“何も恐れずに ともに戦おう”と我々サポーターに語りかけるように

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そして歓喜の瞬間は前半35分、藤田が勇人からのロングボールをGKを交わして無人のゴールへ蹴り込んで先制。これで一息つけます。

しかし、この日のゲームは年間順位の優位性を保つと言う理由で引き分けの場合は上位=横浜の勝ち抜けとなっていますのでまだこれでは安心できない。2点目がほしい。じりじりした気持ちで後半へ。

待望の2点目はヨネでした。兵働サトケンのスルーパスをもらうとスピードで振り切ってGKの股下を通してゴール! このあたりでまわりのサポの皆様と抱き合って歓喜。3点目は藤田。もうこれで大丈夫。なんだか信じられない強さを我々に見せてくれます。4点目はなんとサトケン。これまたキレイなそして力強いゴール。

 

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なんか力強いチームに育ってくれたと思います。俺たちの誇りという言葉が沁みてきます。国立へ行こう!みんなで行こう!俺たちの誇りとするチームとともに戦いJ1行こう。

さあ、決戦は金曜日。11/23 国立。


さあ、プレーオフだの徳島戦(リーグ最終節) [Football]

11/11(日)はJ2第42節、最終節の徳島戦。アウエーの鳴門大塚ポカリスエットスタジアムは2010年J2初年度初の敗戦を喫した地。私も参戦しましたがJ2は大変だあとしみじみ思わされた地です。翌年もオーロイが直前で負傷欠場。不可解なPKで敗戦した地。負分負負と2年間勝てず今年の春ようやく白星を挙げましたが鬼門鳴門での一戦は不安要素が一杯です。しかも悪天候、強風と大雨。過去2戦の敗戦もそんな記憶が・・・

しかし今のJEFは違うぞ!

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前半半ばまでに先制できないと不安げに見えた、先制してもすぐに守りに入りすぎて追いつかれるあのチーム。あんなに自信がなかったチームが自信に満ちて落ち着いてプレーしてます。山形戦も松本戦もそうでしたがDFラインからボランチのところで相手の間、間にすぱっとボールが入ります。山口智からのくさびのパスもズバっと藤田に通ります。先制はヨネ。藤田のポストから兵働が右サイドのヨネへ、ヨネがトラップ一発で相手を抜き去って右足でキレイなゴール。やっと決まったねヨネ。そして3分後には勇人がミドル(まではいかないか)を突き刺して2点目。後半にも健太頭からのスルーパスを藤田が決めて3点目。もちろん相手が勝っても負けても15位と順位が決まってた徳島だということはありますが落ち着いて自信をもって流れの中から点が取れる今のチームはこの3年でみたことのない状態(ほんとは完成度と書きたかったがそこまではまだ自信がない。プレーオフでごめんといわせてくれ)

試合は3-0で快勝。これで2012年のレギュラーシーズンを終えました。21勝9分12敗。課題だったアウエーの勝率は10勝4分7敗の4割8分と5割に肉薄(ホームでの勝率は5割を上回ったけど5敗もしちゃいかんね)

例年ならここで最終順位5位で終了、なんですが今年はプレーオフがある。ニッパツで4位横浜FCと。相手も4連勝中。相手にとって不足はない。

あと二つ、トーナメントの準決勝、決勝だと思う。優勝するチームは最後まで勝ち続けるんです。さあ、行こうJ1へ。


ホーム最終戦に思う [Football]

11/4(日)はJ2第41節、ホーム最終戦の松本山雅FC戦。ホーム最終戦というのはそのシーズンを振り返ったりしてじわんと感傷的になったり(2004年)、新スタジアムでリーグ優勝の可能性を残した一戦だったり(2005年)、奇跡を起こすその場の一人になれたり(2008年)、などとよい思い出が多かったのですがここ二年は昇格の可能性がなくなり寂しく悲しい気持ちのゲームだったりしました。

 

でも、今年は昇格プレーオフがあります。

ここまで6位のジェフ。通常なら昇格の望みを断たれ、監督の責任を問う声が試合後の挨拶で聞こえてきそうなもんですが6位までならプレーオフで2勝しちゃったら昇格できてしまうんです。そんな勢いで上がっても翌年J1で苦労するよ、なんて声もありますがいやいや上がってしまえばこっちのもん。スポンサーさんも張り切ってくれるしこの日の松本さんみたいに2千人とかの集客もかなりの試合で見込めます。アタリのブラジル人FW引き当てた日には一気に上位までいけちゃうかも、ですからね。(脱甘してない発言だな我ながら)

なのでこの日はホーム最終戦ではありますが、かなり濃厚になってるプレーオフ進出を確定させれば、まだ残り3試合あり、3回戦まで勝ち残ってる天皇杯もどうやら4回戦はフクアリ開催らしいので、それも加えると4試合以上あるんですよね。

そうお楽しみはこれからだ! なんです。

まずは選手バスを出迎えから。オイッ千葉!

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山雅サポの皆さん、たくさん来てくれました。バス11台とか2000名とか。コンコースも緑の山雅ユニであふれてました。ホームゴール裏の屋台村にはアウェーグッズを身につけての入場は禁止されてましたのが途中からSA自由席前の東2ゲートから北1ゲートへアウェーサポの方も行けるように運営を変えてました。これなかなかグッドだと思います。(J1の殺伐としたチーム相手だと厳しいかもしれませんが、浦和とかFMとか)

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松本のガンズ君 雷鳥だったかな。

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入場者14,000名を超えたフクアリはいい雰囲気です。

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我が家は一家揃っての観戦。次男君なんて幼稚園の時からの臨海・フクアリ通いですがずいぶんデカくなったものです。まだ小中学生チケットなのが不思議なくらい(笑)

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試合ですが、この期に及んで、今になって、いいチームに仕上がってきました。山口智、藤田が復帰復調したうえに、ボランチの佐藤コンビ、勇人と健太郎が抜群の出来。うまく間に入ってボールを回し、相手ボールも奪取。センターラインがしっかりすれば両サイドも躍動。米倉・峻希の右、谷澤・圭二の左もおもしろいようにサイドを突いていきます。先制は前半14分。藤田のヘッド。先制した後も躍動する選手達。後半CKから山口智のヘッドで2点目。これで勝負あり。3点目が欲しかったけど贅沢言いすぎてもね。いい時、悪い時あって今ようやくカタチになりつつあるという手応え。このチームなら行けるぞ。

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2-0で勝利。これでプレーオフ確定です。あと2勝でJ1だ!

最終戦なので試合後は全選手整列で挨拶。

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キャプテン勇人

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大分戦から見違える動きになりました。湘南戦での同点ゴールの勝点1が生きてくる展開を次節期待しましょう。

挨拶の後の場内一周。前から二人目はボールボーイの少年ではなくって深井「選手」。この日から復帰して嬉しかったのか、まだまだ試合続くのが嬉しいのか。

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佑昌のお子さんも歩けるようになったのね。

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最終戦を終えて笑顔でフクアリを後にするサポーターの皆さん。また今年フクアリでお会いしましょう。

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のぼうの城 電子書籍から映画へ [気になったものアレコレ]


のぼうの城amazonの電子書籍Kindleストアを試すつもりで購入した本。歴史小説はちょっと苦手で(日本史が苦手だったから)あまり読まないのだが、11/2に公開されるという映画の予告編を見てちょっとおもしろそうに思えたんで購入。

いやぁ~おもしろい。お話は埼玉県行田市にあった忍城(おしじょう)をめぐる豊臣秀吉軍、石田三成と のぼう様こと成田長親の戦いの話。あっという間に読了。

読むきっかけになった映画のほうも見たくなり行ってきました。本ではいまひとつ伝わらなかった周辺の人物達がいきいきと描かれていてこれまたおもしろかった。わりと本に忠実に映画化してあって決めの台詞はつい一緒に行ってしまったりね(笑)

のぼう様役の野村萬斎もよかったですね。田楽踊りのシーンなんかはこの人しかあり得ない配役でしょう。 

もうひとつ、上地雄輔が演じた石田三成。三成って関ヶ原の西軍総大将ってことしか知らなかったけど、この本と映画で気になる人物になりました。天下人秀吉のそばにいて備中高松の水攻めで莫大な兵力と財力で勝つ戦を見つつも「人と人は利でつながるだけではない」と思う三成。忍城の戦いに名目では勝ちながらも実質敗れ、自分に軍略才はないと感じつつも自らの所領の半分を割いてでも武辺に優れた者を部下に天下一の対戦を指揮することを誓う三成。もう少し他の本を読んでみたくなったぞ。



kindle日本国内サービス開始 電子書籍について考える [マーケティング]

10月25日、Amazonの電子書籍サービスが日本国内でも開始されました。8480円と廉価な端末に3G通信永年無料をつけ12,980円のKindle PaperWhiteやカラー画面で15,800円~のFire等端末に注目が集まりますが、他の電子書籍陣営と比してさすがだなと思わせたのがその電子書籍のユーザーエクスペリエンス。

これまでの電子書籍体験はS社製Readerを何度か試してみたり、同じくS社製のタブレット端末で10数冊を購入し読んでみたり、iPhoneでこれまた10冊くらい。毎週2~3冊の本を通勤時に読む事からすると早く電子書籍に移行してしまいたい。(おもしろい単行本上下巻なんてのに出逢ってしまうと無理して持ち運んでます)

たぶん端末側はもう十分に成熟してると思います。専用端末の軽さ、電池の保ち、Einkの見やすさ等実用レベルだと思います。

しかしながら読書ってのは本を読むだけではないのです。

1)本との出会い

書店(や図書館)でぶらぶらと平積みや書棚を眺めて気になった本を手に取る。近くにある関連した本を見る。著者の関連本を見る。こうした中での偶然の出会いが大事。

2)安心して買える

諸々意見はありますが紙の本は再販制度で価格は一緒ですからどこで買うかを悩む必要はないです。在庫がない取り寄せという問題はECが解決してくれました。朝買えば夜帰宅したときには本が着いてます。(私はamazonプレミアムがやめられません) リアルな書店でも本を持ってレジに行けばいいだけですがこれまで利用した電子書籍ストアはユーザー登録だの利用のたびにIDやPWを求められたりで閉口します。

3)そして本を読む

いよいよ本を読むという行為。ここに辞書引き機能とか、SNSでの共有機能とか電子側が付加価値化しようとしていますが本質ではない気がします。読書に没入してしまえば関係ないですね。ただ、複数の端末で読めるというのは電子ならでは。こういう場合のしおり共有機能(業界的標準用語はなんでしょう)は欲しい機能です。

このうち電子は1)が圧倒的に弱いですよね。これからも大型のリアル書店が残っていく理由です。ごひいきの丸の内丸善や藤沢駅前のジュンク堂なんかにいると普段接することのないような分類の本にも出あえますからね。この本をさがす!という時の検索はいいけどね。Amazon のレビューやこの本を読んだ人は機能だけではちょっとなあ。他の電子書籍ストアはこの辺もできてませんね。

2)ですが実は電子書籍は再版商品ではないんですね。自由に値付けしていいだそうです。実際は出版社との契約で消費税ぶんの幅でしか差がないようです。書籍の場合は単行本か文庫化されてるかくらいを気にすればよかったのですが電子の場合は電子書籍が出てるか自分の端末で読めるかまでを気にしなければなりません。その点Kindleストアはここんな表示をしてくれます。Kindle版と紙の新品、中古までを表示。気が利いてます。

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さらによくできてるなあと思わせられたのがこちら。

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1クリックで今すぐ買う といういつもおなじみの「悪魔の」ボタン。その下に追加されたのが 配信先という機能。このKindleストアの書籍はandroidでもiOSでも読むことができるのです。(当然Kindleの専用端末も)

うちはこの対応端末で十分じゃないかい。

早速、テストでサンプル版と「のぼうの城」上下巻を購入。iOSとandroidの両方で購入しましたが専用のアプリをDLし設定はアカウントくらい。クラウドと端末の概念がちょっと?でしたがつまづくこともなくすいすいとDL完了。ID,PWを求められることは設定時のみ。気持ちいいですね。

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4インチのスマホでどうかなと思いましたが。。。

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じゅうぶん読めます。目も疲れません。これでいいかも。同じ本を今度はandroidのタブレットで。読みやすいがさすがに端末が重いですね。そしてこの機能。しおり機能です。これは便利

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結論を言ってしまうと出会いから購入に至るユーザー体験のレベルの違いは明白かつその差は相当大きいものでした。各社の品揃えが拮抗しているうちに国産勢はこのあたりを相当がんばらないと。こうしたユーザー体験に優れたストアが多くの利用者を獲得し結果書籍の取り扱い点数も増えていくんだと思います。


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