CEATECヘ行ってきました 2013 [いわゆる日記]
毎年恒例の家電業界の展示会。今年も行ってきました。このブログでも2004年から感想を書いています。地デジ化開始、次世代光ディスク戦争、LCDテレビの本格普及期、3Dテレビ、スマホとタブレットの普及というのがこの10年の流れでした。昨年は家電各社の不振が報じられ、また家電見本市の主役はIFAへと移り、やや寂しさを感じるものでした。
S社のブース。MCのデモなし、Xperiaのハンズオンがメイン。今年も質素なブースです。しかしながらXpeiraシリーズが徐々に業界でのポジションを上げ、スマホに装着するレンズスタイルカメラ等「らしい」チャレンジが帰ってきつつありブースも盛況。
Xperiaのフレーム。アルミ塊から削りだしていくんですね。iPhoneと同じ作り方ですね。
こちらはパナソニックブース。44K有機ELを展示。
東芝も4K を訴求。まあ、美しいんですが、それだけな気がします。ちょっと物作り路線に行きすぎてないですかね。
docomoブースではウエアラブルな端末、メガネ型スマホでしょうか。
いまいち地味な電機各社のブースに比べて元気だったのは部品メーカー。各種のセンサー等が電子機器の新たな用途を開発してますからね。
さらに今回どかんとブースを構えていたのが自動車メーカー各社。トヨタ、日産、ホンダにマツダ。
ホンダブースのやかん?
日産の自動運転のデモ。左の白いのが自動運転中の車。これ実用化できたら帰りに一杯飲んでも自動運転で帰ってこれる?なら、ほしいぞ。(さすがに当分そうはならないだろうけど)
今年のCEATEC、題名をつけるとすれば
4Kにかける家電業界 車の家電化を進める自動車業界
こんなんでしょうか。
いいものを作れば売れるという時代ではなく、新たな用途やこれまでのそのジャンルの機器のカタチや操作感を革新する者に勝機が訪れるという時代になっているのではないでしょうか。その意味では日本の家電業界、復活の第一歩、くらいの状況ですかね。