のぼうの城 電子書籍から映画へ [気になったものアレコレ]
amazonの電子書籍Kindleストアを試すつもりで購入した本。歴史小説はちょっと苦手で(日本史が苦手だったから)あまり読まないのだが、11/2に公開されるという映画の予告編を見てちょっとおもしろそうに思えたんで購入。
いやぁ~おもしろい。お話は埼玉県行田市にあった忍城(おしじょう)をめぐる豊臣秀吉軍、石田三成と のぼう様こと成田長親の戦いの話。あっという間に読了。
読むきっかけになった映画のほうも見たくなり行ってきました。本ではいまひとつ伝わらなかった周辺の人物達がいきいきと描かれていてこれまたおもしろかった。わりと本に忠実に映画化してあって決めの台詞はつい一緒に行ってしまったりね(笑)
のぼう様役の野村萬斎もよかったですね。田楽踊りのシーンなんかはこの人しかあり得ない配役でしょう。
もうひとつ、上地雄輔が演じた石田三成。三成って関ヶ原の西軍総大将ってことしか知らなかったけど、この本と映画で気になる人物になりました。天下人秀吉のそばにいて備中高松の水攻めで莫大な兵力と財力で勝つ戦を見つつも「人と人は利でつながるだけではない」と思う三成。忍城の戦いに名目では勝ちながらも実質敗れ、自分に軍略才はないと感じつつも自らの所領の半分を割いてでも武辺に優れた者を部下に天下一の対戦を指揮することを誓う三成。もう少し他の本を読んでみたくなったぞ。
ドラフト会議 [気になったものアレコレ]
10/25(木)はプロ野球のドラフト会議でした。最近はサッカー>野球なのであまり詳しいことはわかってないのですが、ドラゴンズブルーの血が流れているドラファンとしてはドラゴンズの指名選手が気になります。いちおう事前に調べてみたら東海大菅野、東洋大東浜、大阪桐蔭藤浪、花巻東大谷あたりが注目選手。ドラゴンズはそこではなく、慶応の福谷という投手を狙ってるんだと。愛知県出身の選手。2位には愛工大名電の濱田投手。
当日もそのまま指名できてしまいました。そして日曜日、テレビをみてたら早慶戦の中継。福谷君出てるかと思ったら出てましたよ。
183㎝ 95㎏のがっしりした体躯からMAX155 ㎞の速球を投げるんだそうです。中継ではいまひとつの場面でしたがこのシーズンの防御率は0点台。来年のナゴヤドームで勇姿が見られることでしょう。
ちなみにこの日の中継では見られませんでしたが早稲田の杉山翔太選手もドラフト4位で指名。このシーズンの三冠王を獲得した強打の内野手。
来年のドラゴンズ、楽しみですね。
CEATECへ行ってきました 2012 [気になったものアレコレ]
2012年 家電日本の復活はあるか?
2004年の拙ブログ開設からほぼ毎年感想を書いてるイベント。昨年のエントリーでその年そのときの潮流をふまえて各年の内容に自分なりの題名をつけてみました。2010年はスマホとタブレットとアプリが来た、で2011年はなんか印象が弱いので次回までの宿題、としていたのですが、振り返ると「スマホとタブレット浸透」くらいかな。2012年はどうだったかというと・・・
S社ブース。年を追うごとに質素な作りになっています。IFAに家電ショーの主役の座が移ってることを感じられます。日本の家電メーカーが世界を牽引する時代が終ったと言うことかな。
TVの凋落が言われてますが、まだまだがんばる日本勢。シャープはICC-LED TVのデモ。ソニー最後の異端と言われた近藤哲二郎さんが開発している技術。人間が映像を「認知」するメカニズムを研究したものです。デモ見させてもらいましたが、一目で違いのわかるもの。うちに帰ってきてリビングのTV見ると、まだまだだなと思うようになるほどの美しさでした。
こちらはNHKが研究してる8KのTV。精細さはすごいですね。美しさとかはこれからの課題でしょう。
富士通さんブースにあったスーパーコンピュータの「京」
システムボードの水冷パイプがかっこいい。
このボードをラックに詰め込んだのがこのユニット。こいつを864台!つないだのが「京」だそうです。びっくり。
パイオニアブースにあったヘッドアップディスプレイなカーナビ。後付けでこの透明なバイザーみたいなのをつければいいそうです。これ欲しい。
こつぶになったとはいえ、まだまだやれるんじゃない日本家電業界。
パナソニックブースにあった展示。スマホでエアコンの「運転停止」ができるというもの。「運転開始」はNGって経産省がチャチャ入れた例のあれです。
スターウォーズ エピソード5、帝国の逆襲にあった同盟軍はめためたに追い込まれるんですが、今まさにそんな状況にあるのが我が日本家電業界。近藤さんみたいなジェダイの騎士が業界にはまだまだいると思います。
経営陣がリスクをとってチャレンジすること、それと経産省があれこれ言わないことが大事ですね。
以下、ネタさがし。
去年もおもしろがってたRumbaのiROBOT社。軍事用のロボットはかっこいいです。
公私ともにお世話になった雑誌。創刊15周年おめでとうございます。
祝完成 東京駅丸の内駅舎復原工事 [気になったものアレコレ]
本日2012年10月1日、東京駅の赤煉瓦の駅舎が完成当時の姿に復原されました。この工事、毎日の通勤経路ですし愛着のある建物ですので工事の模様を拙ブログでも何度か書いてきました。
復原工事始まる 2009年5月 →外装の工事は3年半前からでした。
東京駅復原工事 と浦安駅のリニューアル 2012年6月 →完成間近
今年の春から外装の覆いが取れ始め美しく復原なった姿が徐々に見えてきました。いよいよ今日10月1日、全貌が・・・
台風一過の快晴の空をバックにぱちり。
丸の内北口のドーム屋根もついに公開。直前の土曜日NHKの特番で装飾のレリーフのことも知りました。十二支の動物達がいたりすること。この色合いが当時の写真にはなく様々な方の証言で再現したことなど。
美しいドームです。夜もここを通ったのですがみなさんカメラやスマホを片手に撮影に夢中。
このドームには21世紀の装飾として6面のLEDスクリーンが着いてます。連動して映像がぐるっと一周なんて技もできる最新鋭です。
夜景も美しい東京駅。まもなく完成の旧東京中央郵便局が完成すれば同郵便局から丸ビル、新丸ビル、旧国鉄本社といったビルの部分保存したファサードが東京駅を取り囲んでくれます。東京駅と周囲ぐるりは古きよき東京の玄関口、なんて風情になります。いいですね。
朝、丸の内北口構内で配布されていた記念品のメタル製しおり。ありがとうございました。
海賊とよばれた男 を読んだ [気になったものアレコレ]
「永遠の0」の百田尚樹の新作。「永遠の0」もうるうると泣いてしまったが、これもそう、何度も。
出光佐三、あのガソリンの出光の創業者の自伝的小説。創業からアジアへの雄飛。敗戦でそれらをすべて失ったところからの再生。タイムレコーダーなし、馘首なし、社員は家族。社員が最高の財産という絶対的な人間尊重、信頼主義。自らのためよりも日本のため、国民のために命をかけて働く「国岡商店」の男達の話です。いくつかのクライマックスシーンでは電車の中でもベッドでもあついものがこみあげてきます。抑えた筆致もいいです。
出光ってちょっと変わった会社だと思ってましたけど、こういう事だったのか。こんなすごい創業者がいたらそりゃそうだ。ガソリンはENEOSのスタンドだったけど次からは出光にするぞ(笑
ちょっと疲れてしまったサラリーマンのおじさんにおすすめ。元気になれるし、なにより、まだまだ働かなきゃ、この国のために、という気持ちにさあせてくれる本です。
- 作者: 百田 尚樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/12
- メディア: 単行本
- 作者: 百田 尚樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/12
- メディア: 単行本
Digifi付録のアンプを工作 その2 [気になったものアレコレ]
今回のアンプ工作、アンプそのものは基板にすべて組み付けられてるので半田付けとかなにもありません。そのままでもPCからUSBケーブルをつなぎ、スピーカーケーブルをつなぐだけで完成です。工作もなにもない。しかし、むき出しの基板ですからショートさせたりすることもあるわけでカバーなりケースなりが必要になってくるわけです。それにPC周りに置くことを考えると基板むきだしってのもマズい。
そこでネットで諸先輩方の事例を検索。そもそもDigiFiの出版元ステレオサウンドさんのファンページにも事例がたくさん紹介されていました。そんな中でもとある方の作例がかっこいい。作り方も書いておいてくれてますのでここは作者をリスペクトしてそのまま作ってみることに(なにせ金属加工ははじめてなもんで)
では工作開始。まずは基板を本体に固定するためのビス穴。直径3ミリの穴をドリルで4つ。これは楽勝です。本体取り付けの際には基板裏にピンが飛び出しているのでスペーサーを入れる必要があり。付属のスペーサーは高さ10ミリありこのままだとスピーカー端子部分が干渉してしまいます。近所のホームセンターでは5ミリのスペーサーは売ってなかたので5ミリ程度になるように適当にワッシャーとかを挿入。
お次は天板部分のコンデンサー上部が飛び出る穴。ここが今回のケースでは肝心な部分。ピタリと位置が合わないとカッコ悪くなってしまいますし20ミリ程度の大きな穴を開けるのってどうする?です。正解はリーマーという工具を使う、です。
アルミってはの柔らかい金属なんですね。そぎ取れるように穴が拡がっていきます。仕上げは金属ヤスリでバリとり。
そして背面の大きな開口部。スピーカー端子部分です。
ドリルでざざざっと穴あけして間をニッパーとかでぶち切る。で、ヤスリでゴシゴシ仕上げていく。結構キレイに仕上がるもんです。金属加工入門でしたがちょっと自信がつきました。(と言っても次の予定はないのですが)
あとはさくっと組み立てて完成!
音ですか?そりゃもうスゴイです。このスピーカーからこんな音出るの?という迫力。うちのミニコンポの100倍くらいいい音してます。
Digifi付録のアンプを工作 その1 [気になったものアレコレ]
最近の雑誌は本誌よりも付録が勝負!みたいなことになっています。書店の女性雑誌コーナーなんかの平積みはスゴイことになっています。男性誌でも若者向けファッション誌なんかは同じような傾向みたいですがオーディオ誌はそうじゃない、と思ったらスゴイ付録がついてるんです。
ステレオサウンドから出ているDigi Fi(デジファイ)という雑誌の7号にすごいアンプがついてます。これを知ったのはいつも読ませてもらってるソニ☆モバさんのサイトで。
アンプってどういうことよ?と往年の中途半端なオーディオファンは思うわけです。どういうことかというと・・・Orasonicというブランドをご存じでしょうか。東和電子さんという会社の卵形の白または黒色のスピーカー。USBでPCと接続、給電されその見かけからはちょっとびっくりな迫力のサウンドが出るあれです。そのアンプ部が今回の付録アンプの原型。
USBから出てくるデジタル信号をSuper Charged Drive System=SCDS回路で10W+10Wのハイパワーで出力!なんてあんま詳しいことはわからないながらも惹かれます。むき出しの基板でアンプは付録としてついてきますのでケースやらスピーカーを足していくとお金かかんじゃね?と思いましたが小型な基板なのでアルミ製ケースも500円程度、スピーカーもヤフオクで8㎝フルレンジのサラウンドセットの小分け品が500円。これなら一回飲みにいったと思えばおつりがくるくらい。ケースがアルミなのがちょっと工作ごごろをくすぐられますが初の金属加工なんでちょっと心配ではあります。
アルミケース TAKACHI(タカチ)製 YM-100 525円(税込) アキバだとラジオデパートとかで入手可能。Amazonでも買えます。
スピーカー ヤフオクで入手。
その2へ続く
nasne ナスネ導入しました。 [気になったものアレコレ]
8/30(木)が一ヶ月くらい延期になっていたこれの発売日。
お仕事的にも関わりがある領域ですので我が家にも導入。これって家庭のネットワークに付加するストレージです。いわゆるNAS(Network Atacched Storage)です。そこに地デジ/BS/CSチューナーをつけてDLNAで各種機器からテレビを見ちゃうという代物です。かつてPS2 でDVDプレーヤーが一気に広まったようにNASが一気に何十万台も普及してしまいます。個人的にはこのnasneのような形態のものがというよりは今後はBDレコーダーにこういう機能が包含されていくと思いますが、まずはこのnasneです。
アンテナ(地デジとBS/CSを混合で入れるので我が家は混合器を用意)をつなぎ、ネットワークをLANケーブルでつなぎ接続完了。設定ですがTVへの出力をもたないためネットワークから設定画面に入ります。家人がテレビを見てるままですがスマホのS-Entranceアプリの「nasne home設定」で設定。ファームアップやらチャンネル受信設定やらで10分程度。おなじアプリからリモート予約設定も。すぐ録画予約ができました。その後、VAIOでこのnasneを利用するアプリをDL、設定。Tabletでのアプリを設定。しめて30分程度で関連機器の設定も完了しました。事前に全体像を理解しておけたのでスムーズでしたが、素人さんにはちょっとハードル高い気もしますね。こういうのは電気屋さんの出番でいいんじゃないかと思います。
9/1(土)は残った設定作業。nasneとルーターは有線での接続が推奨されています。VAIOへの転送の時などは速度により作業時間が大きく変わるそうですからTV台裏側のハブも新調。100BASE/Tで十分だろと思ってつけたものでしたが今回はギガビットハブです。
ルーターからは無線でOK。木造2階建ての我が家だと1F リビングに光回線、ルーター、無線AP、nasneが設置されてます。2Fの寝室でスカパー!でとったサッカーを見たいというのが私個人のニーズ。リビングのBDレコーダーで家族の番組(テレビ局の視聴率競争のために新番組や最終回は時間帯がかぶってダブルチューナーが満杯録画状態)録画や視聴のお邪魔にならずにすみますしね。
いい感じで(カクカクすることもなく)再生できます。まずはレコーダーとしてのnasne導入OKです。
タミヤ モデラーズギャラリーに遭遇 [気になったものアレコレ]
7/30(月)お仕事で東武東上線沿線へ。帰りがけ東武池袋駅にて「タミヤ モデラーズギャラリー」なるイベントの告知が。
あの、タミヤです。これは行かねばなるまい。東武百貨店の催事場へ。モデラー諸氏の作品展+タミヤの製品・グッズ即売会という内容です。こう見えてもばりばりの模型少年でしたので血が騒ぎます。
いきなりこれですよ。タミヤといえばミリタリーシリーズ。ディオラマ。ヨーロッパ戦線のこういうシーンを1/35で再現したかったもんです。
こちらは1/12のグランプリコレクション。ロータス72Dです。これ作ったなあ。ドライバーはエマーソン・フィッティパルディだ。懐かしい。
でもってこれはタミヤだけでなく静岡のメーカー共作だったと思うがウォーターラインシリーズ。これは大和。このシリーズはこういう戦艦よりも巡洋艦とか駆逐艦とかが味わいあってよかったなあ。
こちらはタミヤ製ではなく話題なのでのオスプレイ。
この他にはミニ四駆やRCカーも。これはミニ四駆です。
個人的にぐっときたのはこちらTAMIYA NEWSのコーナー。まだ続いてます。中身は30年前とほとんど変わらない!
ちょっと見ていこうというつもりがあっという間に数十分になってしまいました。このイベント明日7/31まで開催だそうです。
ついでにと言ってはあれですが、隣では東武EXPOというイベントも。
快走するスペーシア
これもう発売になってるんですね。プラレールアドバンス。ちょっとほしいぞ。
日本の業、スマホケースを試す [気になったものアレコレ]
昔からケースのたぐいがあまり好きではありません。ラジオやウォークマン、カメラなんかもケースしないほうです。多少の傷やスレは勲章みたいなもんでしょ、と思いますが携帯電話のように片時も離さずくらいの持ち運び頻度になると、モールド部材への金属風メッキとかはあっさりメッキがはがれていきます。そのあたりが材質そのものにこだわる林檎印の製品はこだわりのあるところで金属であるべきところはきちんと金属でできているのでがっかりな思いをすることがありません。なので、昨年末4Sに変えた後もケースなし、裸で使ってきたのですが、とある日、サッカーの試合を見た後子供達と路上で試合を振り返りつつヘディングのマネでジャンプ!なんてしてたら胸ポケットから飛び出していきバンパーがへこんでしまいました。バンパー本来の役割を果たし剥げることもなかったのですが、さすがにへこんでます。祭り期間もスマホは持ち歩くし、落とすこともありえるなあ、しかたないのでケースとやらを物色。こんなのが見つかりました。
日本の業、総結集。
「純日本製」プロダクトシリーズ 3D テクスチャドーカバー
早速有楽町のBカメラさんで購入
購入したのは白い革を模したケース。詳しくはさきほどのリンク先を見てほしいですが、3Dスキャンしてそれを精密な金型で作り上げたケース。見た目ほとんど革です。手にした風合いも革。日本の業、感じました。
サイドにはステッチも表現されています。
前面はあまり覆わないタイプ。
コネクタ部分の開口部は大きめ。
付属の液晶保護シートも気泡はいらず、いい感じでした。しばらくこれで言ってみます。