日本シリーズ第一戦

さあ、はじまりました。最後の日本シリーズ（来年からセパともプレーオフ制になるのでシリーズの名称も変わるそうです）、52年ぶりの日本一へ向けて！

 

先発はこの人しかいません、川上憲伸。

 

でも、シーズン終盤はいまいちだったので、ちょい不安。相手は11連勝中のダルビッシュ君20歳。立ち上がりはほんとにいまいち。3回、ウッズを恐れて四球。森野二塁打の無死二三塁で井上を敬遠の満塁策と日ハムベンチがすっかり弱気の作戦に乗じて谷繁のタイムリーで2点先制。夏までの川上ならこのまま完封しちゃうんですが、秋からの川上はすぐ同点にされちまいます。それどころかあわやの場面まで。どうにかふんばって同点で3回裏。ここでも日ハムのウッズ恐怖症が、ウッズには外外の配球。インコース高めにはこない。ベンチもそうだけど、キャッチャー鶴岡もびびってるみたい。ウッズがスライダーをあっさりレフト前へ運んだ後、森野がピーゴロと思ったらダルが送球迷って内野安打。そして井上が勝ち越しタイムリー。こうなったら、さすがの憲伸も立ち直る。

横手気味になってた腕の振りを修正。カットボール主体の内容に。こうなると左打者には打てません。あの金本をきりきり舞いさせた感じに。

さらには、6回、8回に二度出た！井端の超美技。

8回アレックスのダメ押し二塁打（あと数十センチでホームラン、惜しい）で4-2。

9回は岩瀬がシリーズ初セーブでまずは先勝。なんとシリーズ初戦での勝ちは32年ぶり。この日始球式をした高木守道のサヨナラで勝った74年以来だとのこと（覚えています、あの試合）なんとなく地に足がついてない感じだった過去のシリーズに比べて大人の戦いができていた気がします。期待してます、日本一。