もはやこれまで、からの大逆転

5/3（土）はJ2 第11節のザスパクサツ群馬戦＠フクアリ。

ここまで17位。3勝4敗3分、前節磐田戦は前半どうにか奮闘するも後半失速で0-2と力負け。GW連戦は1分1敗、この日は「フクアリ満員大作戦」と銘打った集客企画が展開されてひさびさに1万名を超える集客に成功。ここで勝てれば鈴木淳監督の首もどうにかつながりそうですが、無様な試合をしようものなら首すじが涼しくなりますし、せっかくの一見さんも「やっぱりジェフは弱いからもう来ない」なんてことになってしまいますね。

グンマちゃん。富岡製糸場が世界遺産になって群馬は乗りに乗ってます。

試合前にはピッチをつかった大運動会が。応援で一致団結して行こうぜ、ということでリハビリ中の深井PR部長が大活躍。少しは盛り上がったかな。

で、試合はというと・・・

4-4-2のフォーメーション。キム 大岩 智 中村のDFラインに 谷澤、田中の両サイド、ボランチが健太郎と兵働、2トップは森本、ケンペス。フラットな2ラインの間に入れられると心配なんて思ってましたがまずまず機能してました。このまま前半終了かなと思った41分、群馬には彼がいた、靑木孝太です。毎度毎度の恩返しをくらって先制されてしまいます。そして後半56分、またしても孝太に右サイドを破られて岡本がいったんははじきますが詰めていた選手に決められて0-2。いよいよ追い込まれました・・・・

しかし、すぐその後、なにげなくもらったFK。中村太亮の鋭い弾道のキックにキムが合わせて1点。しーんとしたままゲーム再開。ここからスイッチが入ったジェフの選手。74分、中盤で奪ったボールが大塚翔平へ。翔平ドリブルで一人かわしてゴールへループシュート。これがシュパッーとゴールネットを揺らして2-2の同点。俄然盛り上がるフクアリ。でも、ここまでかも、と思った87分、またまたFKを中村太亮。今度も同じような弾道でゴールへ、ケンペスがちょっとさわってゴールへ。3-2！ 大逆転勝利です。

正直、内容はなあ、と思いましたが、内容が良くって結果が残念なのと、内容がどうにもなんだけど結果が良い、どちらか取れと言われたら今はまちがいなく後者。とんでもない名監督がよんでこれるわけもなく、選手それぞれが成長して行くしかないでしょ。鈴木淳さんは特効薬的な指導者ではなく、選手をじっくり育てていく人だと思います。このまま諦めず続けて行ければいいですね。

ゴール裏、横断幕なし、「結果を出せ」の捨て幕のみ。監督のコールもなし。どうかなあ、なんかガキだなあ。いろいろ思うことはあってもサポートはしようぜ。