「黄金のバンタムを破った男」(百田尚樹)を読んだ [いわゆる日記]
とある方のFBの記事でこの本のことをしりました。
帰省の新幹線で一気読み。著者の百田さんとは「永遠の0」「海賊とよばれた男」で出会いました。いずれものめりこんでしまった本でした。今回はノンフィクション。ファイティング原田ってボクサーのこと知ってますか。64年生まれの私には現役の時の記憶はなく、ボクシングタイトルマッチの解説者というイメージです。今のボクシング界には70名を近いチャンピオンがいるそうですが当時は8階級のみ。そんな時代に2階級制覇を成し遂げたのがファイティング原田。題名にある 黄金のバンタム というのは当時史上最強といわれたチャンピオン、エデル・ジョフレのこと。この黄金のバンタムを疲れることを知らぬラッシュで破ったのです。
youtubeを見てたらこのタイトルマッチの映像がありました。
すごいですね。原田さんの事だけでなく、矢尾板さん、海老原さんなど解説のおっちゃんだと思ってた方々の現役時代のスゴさ、当時のボクシング界、そして日本が世界に向けて飛躍していく熱気が伝わってきます。
なんかいまいち元気でないなあ、と言う方ぜひご一読を。心が動かされます。