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敗戦監督インタビューに心が震えた磐田戦 [Football]

普通スカパー観戦で負けた試合後の監督インタビューはパスしてます。公式サイトで後から談話を読むくらいです。でもこの日は江尻さんの初采配の試合、前半の絶望的な3失点を後半猛然と追い上げて惜しくも破れた試合でした。彼がどんなコメントをするのか。見ました、聞きました。

心が震えました。
何度も何度も見返しました。
奥さんにもこれ見て、と見せました。


以下はに書きおこしてみました。
<初采配いかがでしたか?>

いやぁまあ初采配は初采配なんですけど、反省すべき点が多くて。
やっぱり、選手、勝たしてあげたかったなあ、というふうに思っています。

<選手は前半からアグレッシブで内容的には圧倒したように思えたが>

後ろ髪ひかれることなく相手ゴールにみんなでアグレッシブに行こう、と。で、その裏のリスクというのは当然ありますから、それをみんなでヘルプしようという形をみんなで一週間やってきまして。表現できていたのかというのは僕も後から見てみないとわからないのですけど。
ただやっぱり僕の甘さですよね、あの3失点は。

<結果はあれでしたが、内容はジュビロを圧倒していた、ほんとにいいサッカーだった、これは次につながると>

ただやっぱり、負けは負けとしてしっかり受けとめないと。
で、やっぱりあの3失点というのは僕の課題でありますし、選手のせいではなくて、僕がひとつひとつ積み重ねていかなければいかない課題ですね。



この日江尻さんに抜擢された櫛野、益山両選手、いずれも前半の失点の原因でした。益山君は前半で交代、どんな気持で後半のゲームを見たのでしょう。でも、この言葉でグッときたのではないでしょうか。こう言われたらミスを引きずらず、むしろミスときちんと向き合ってどうすればいいのか考えることができますよね。私も益山君の気持ちになって聞いてて心が震えました。シビれました。試合後のロッカールームでも同じように話したんでしょうね。チームは3連敗で二番底という感じですが、磐田での2003年7月20日のあの試合、2005年4月13日のあの試合と同じように、これでチームはひとつになったと思います。ついて行きます江尻さん。

その後、益山君のコメントが出ました。

「自分には経験の部分が足りないと痛感しました。ただ、これで恐れずに、今日のプレーを反省しながら、前向きに次に向けて頑張っていきたいです」

恐れるな益山司。



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