お通夜

入社の時に配属された部署の先輩の奥様のお通夜。
そういうと非常に事務的な内容なのだが、その先輩は、同じ大学の同じ学部を出て、血液型も同じ方だった。今は偶然同じ会社で働かせいただいているが、なーんにも知らない新人の僕にイチから仕事を教えてくれた人だ。残業するということが信じられなかったアホな僕、電車が遅れて遅刻したのにそれを報告することも知らず有給休暇を浪費してた僕、そんな馬鹿な新人に丁寧に仕事とは何たるかを教えていただいた。先日父上を亡くされたばかりなのに、奥様まで。律儀にご自身でお通夜や葬儀の案内文を会社にFAXされてました。無宗教式ということで、お経はなく、生前、奥様がお好きだった曲＝ドリカムの曲が流れた、涙。らしいなあ。
お通夜の場には、当時の部長や、係長や、同僚も。すっかり新人時代のアホな僕に戻りましたが、皆さん、お歳をめされた。
皆様、ありがとうございます。
先輩、お気を落とさずに、お子様達とがんばっていきましょう。
（もうずいぶんがんばってこられたと思います。がんばって、という言葉が、時には、かえってつらい言葉になってしまうことも知りました。でも、がんばって、という言葉以外に見つかりませんでした。）